年間休日数、多い・少ないの基準は何日?

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「年間休日数」見逃していませんか?

求人広告を見る際、「年間休日数」を確認していますか?
年間休日とは、「週休」と「それ以外の休日(祝日や年末年始など)」の合計のこと。
週や月の休日数に比べてイメージしにくいため、よく見ていない方も多いかもしれませんが、休日の多さ・少なさの判断には、この年間休日こそが欠かせない基準なのです。
今回は、年間休日の多さ・少なさの見分け方について、お伝えします!

最低の年間休日は何日?

労働基準法で定められた最低の年間休日は何日かご存知ですか?
一日8時間労働の場合、「105日」が最低日数になります。
当然、経営者側からすれば労働者にはできるだけ多くの日数を働いてもらいたいですし、雇う人数も少なくて済むので、休日数は少なくしたいもの。
年間休日が105日という求人をよく目にするのには、こんな背景があったのです。

休日数のカラクリを大公開!

では、実際に求人情報の年間休日を見る際に、年間休日の多い・少ないを見極めるためのヒントをご紹介します。
年間休日数は、下記の上から順に多くなる傾向があります。
※勤務時間の差異や、職場独自の休日カレンダーがある等で、異なる場合もあります。

完全週休2日+祝祭日

毎週必ず2日の休みがある「完全週休2日」+祝祭日も休み。

4週8休+祝祭日

4週間のうち8日が休みがある「4週8休」+祝祭日も休み。
4週28日のうち、どの日を休日に宛てるかは職場次第。
割り振り次第で、1日も休みがない週がある場合も。

完全週休2日

毎週必ず2日の休みがある。

4週8休

4週8休+祝祭日を参照。

4週6休+祝祭日

4週間のうち6日が休みがある「4週6休」+祝祭日も休み。
4週8休と同じく、どの日を休日とするかは、職場次第。
割り振り次第で、1日も休みがない週がある場合も。

4週6休

4週6休+祝祭日を参照。

週休2日

月に1回以上、週2日の休みがある。それ以外の週は、1日のみの休み。

求人情報を見比べるとき、休日数が多いのか少ないのかを知るための目安にしてみてください。
中でも「4週8休」は、看護師の休日設定でもっとも多いパターンといわれています。
4週8休は年間で104日の休日になります。(夏期・冬期休暇などを含めない場合)

一般的な職業と比べると、看護師の休日数は少ないことが分かりますね。
4週8休については、こちらで詳しく解説しています。

異職種の休日数は、こんな感じ!

一般的に休日数の多い職種はどのような職種なのでしょうか?
ある統計データによれば、もっとも休日の多い職種は、製造系メーカーの研究開発職という結果になっています。2位~4位の3職種も、製造系メーカーの設計・開発、セールスエンジニア、そして営業系のMRとなっており、いずれも年間130日以上の休日数です。
一方、休日が少ない職種はサービス業が多く、ブライダル関連職、調理スタッフ、美容関連職で、いずれも90日台の年間休日数になっています。

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