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クリニックの働き方と年収

有床診療所でない限り、基本的には夜勤がなく、日勤のみの勤務となります。
午前診察の後、2時間程度の昼休憩をはさみ、午後の診察がスタートするというケースが多く、昼休憩時間には一時的な外出や帰宅もOKという「中抜け」が可能なクリニックも多いのが特徴です。
また仕事終わりや学校帰りに受診する方のために、夜6時~8時頃まで診療をしているところが一般的です。
お休みは「日曜・祝日プラス平日1日」など、曜日で定休日が決まっており、年末年始やお盆休み、ゴールデンウィークなども休診となるケースが多いです。
「週1~2回」や「午前のみ」「午後のみ」など非常勤の求人も多く、自分のライフスタイルに合った働き方を選べるでしょう。

年収に関しては、夜勤がないため病院などに比較すると低くなるケースがほとんどで、個人経営のクリニックが多いため給与水準や福利厚生は事業所によって様々です。また社会保険ではなく医師国保の事業所も多いので、都度確認が必要です。

クリニックの就業環境

クリニックでは一定の診療科目に特化して診療を行っているところが多く、看護師に求められるスキルも診療科目によって異なります。ご自身の興味ある分野でのスキルや知識を専門的に高められるのは魅力です。

一方で、病院と違い看護師人数が少ないため、突発的なお休みが取りにくいことや、一人に任される仕事の幅が広いことが特徴です。看護業務だけでなく、受付や院内の掃除、物品の補充や発注等の業務も看護師が担うケースが多いでしょう。

また1日に数十~数百人の患者さんを対応するため、効率的に手際よく業務を進める段取り力や、患者さんとの円滑なコミュニケーションスキルが必要となります。

クリニックで働く魅力

「日勤のみ」「日祝固定休み」「長期休暇」などワークライフバランスが取りやすい働き方に加え、「週1~2回」「午前のみ・午後のみ」のような非常勤求人も多いことから、プライベートを重視したい方や、子育て中の方にとって魅力が多い職場です。

一定の診療科目に特化しているクリニックも多く、その分野での知識やスキルなどの専門性を高められます。
また地域密着型のクリニックも多く、最先端の高度な医療ではなく、地域の患者さんにとってより身近な、地域に根差した医療・看護を提供できるアットホームな職場も多いでしょう。

クリニックの働き方でのよくある質問

クリニックでの人間関係の悩みは?

病院と異なり従業員数が少なく、人間関係が狭く固定化しやすいため、院長や既存スタッフとの相性がとにかく重要です。特に院長の人柄や考え方、クリニックの運営方針などは、看護師の働きやすさに直結します。
病院であればシフトが重ならない日もあったり、部署異動などで解決することもありますが、クリニックの場合は基本的には毎日同じ顔ぶれのため、相性が合わないと辛さも増すでしょう。

クリニック勤務ってつらい?

前述の人間関係以外でよく聞くお悩みは、残業や突発的なお休みの取りにくさです。
診療時間終了間際に来院する方が多いと、残業が発生することがあります。また診療科目によっては感染症や花粉症など季節によって患者数の増減が激しい場合もあり、忙しい時期は1日数時間の残業が続くこともあります。 病院と違い少ない人数でやりくりするため、突発的なお休みは許容されにくい職場と言えます。
また、掃除や洗濯などの看護業務以外の雑務の多さにギャップを感じる方も多いのも特徴です。