院長をご紹介します!
一緒に方法を考え、工夫し、
より良い時間を作っていきましょう。
自分が住み慣れた部屋、景色の中には自分の人生の意味を思い直しそして実感できるものがたくさん散りばめられています。
「家で何かあったらどうしたらいいか。」
「家族に辛いところみせたくないな。」
このような不安はよく聞かれます。確かに在宅療養に不安や困難はあります。しかし、病院にいれば困難や不安がなくなるわけではないのです。緩和ケアにおいて、病院で出来ることと在宅療養で出来ることの差は少なくなってきています。そして家でしか得られないことはたくさんあるのです。
在宅療養支援とは患者さんのこれまでの時間を理解し、家で過ごすかけがえのないこれからの時間を、一緒にデザインし実現していくためのお手伝いです。
不安や困難を一つ一つ一緒に乗り越えていく、その過程こそが大切なものではないでしょうか。
「これまでの人生は楽なものではなかった、決して平坦なものではなかった。それでも一つ一つ乗り越えてきた。」それを証明するものが、自分の家にはたくさんあります。
聞こえてくる家族の生活の音をBGMに、家で過ごすかけがえのない時間は自分と向き合うことを手伝い、困難を一つ一つ乗り越えていくことを必ず支えてくれます。
訪問診療のやりがいは、一言では言えません。
在宅医療は利用者さん、そのご家族の生活を支える医療です。日々の生活を支えることで、地域のみなさんが少しでも安心して人生を送れるように仕事をします。
同じ思いを持つ地域の在宅医療に従事する仲間とつながり、協力し、地域に笑顔が増えていくことがやりがいだと思います。
何でも相談してください。
一緒に方法を考え、工夫し、より良い時間を作っていきましょう。