沖縄県の有効求人倍率
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有効求職者数 |
有効求人数 |
看護師求人倍率 |
沖縄県 |
549人 |
887人 |
1.62倍 |
全国平均 |
1,294人 |
2,972人 |
2.30倍 |
出典:eナースセンター「(令和2)年度 中央ナースセンター事業報告書」
令和2年度の全国の看護師求人倍率が2.30倍であるのに対して、沖縄県は1.62倍と下回ります。さらに人口10万人当たりの看護師数を比較すると、全国の看護師の平均数1,015.4人に対して、沖縄県は1,149.0人と上回っています。
勤務形態・施設形態・配属先の特徴
沖縄県の看護師募集状況を見ると、最も多く募集している施設形態が介護施設です。次いで多いのが、クリニック、病院、訪問看護となっています。介護施設や病院の募集が多いことから、勤務形態では日勤のみの募集が半数近くを占めているようです。夜勤ありの求人も多く、夜勤で働ける人を積極的に募集していることが分かります。
求められる経験
また、経験の有無を見ると3~5年以上の経験年数を持つ人材が求められています。有効求人倍率が全国平均を下回っている影響もあってか、経験年数をある程度重ね、医療の基礎を身に付けた状態で転職するという方の需要が高いといえるでしょう。
人口10万人あたりの看護師・准看護師・保健師・助産師の数
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沖縄県 |
全国 |
看護師 |
1,149.0人 |
1,015.4人 |
准看護師 |
240.1人 |
225.6人 |
保健師 |
55.8人 |
44.1人 |
助産師 |
34.8人 |
36.5人 |
出典:令和2年_衛生行政報告例_就業医療関係者_概況
人口10万人あたりの就業者数を比較すると、看護師、准看護師、保健師、助産師すべて全国平均よりも上回っています。しかし、小規模離島町村などでは平均を下回るケースもあり、地域偏在があります。
看護師・准看護師・保健師・助産師人員数の変化
(単位:人)
出典:衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況
沖縄県では、保健師・看護師の人員が増加傾向にあります。特に看護師は、135.8%増加しており(平成24年と令和2年の比較)、全国の増加率126.1%よりも9.7ポイント高くなっています。