役職・管理職をご紹介します
・地域に愛される病院づくりを目指して
平成29年4月1日より医療法人杏林会理事長を拝命しました。当院は昭和31年、当時多かった結核の診療を主に行う緑ヶ丘療養所として開院しました。その後、昭和48年に鴻江病院へ名称変更し、荒尾市民病院をはじめとする急性期病院の後方病院として、患者様の診療を支援して参りました。今回理事長交代を機に、より地域に密着した医療を提供する場としての機能を果たすべく、当地区の名称と、開設時の名称である緑ヶ丘療養所の“みどり”をあわせ、平成29年4月1日より新生翠病院(しんせいみどりびょういん)として新たにスタートすることとなりました。
今日の亜急性期・慢性期医療は病気の完治を目指すのではなく、生活を支えるという観点から、多職種が協同して、一人の患者さんを全人的にとらえ、その自立支援をサポートすることに重点が置かれています。 そのミッションを実現すべく、当法人は隣接する福祉施設やグループホーム、有料老人ホーム等と医療から福祉までの、各サービスを多種取り揃え、職員一丸となって各々の患者さんの種々のニーズに対応することを目指しています。また、予防医療にも力を入れており、肝炎治療による肝癌発生の抑制、消化管内視鏡検査やCT検査等による病変の早期発見や禁煙外来による呼吸器疾患の予防を行っております。
今後とも県北医療圏における医療・介護の発展に少しでも貢献できるように、地域に愛される病院づくりを目指して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
新生翠病院 理事長より