介護職員経験を生かし、奨学金を受け看護師へ
T.Kさん
- 【所属・役職】7階病棟
- 【看護キャリア】5ヶ月
- 【キナシ大林病院歴】4年5ヶ月(看護助手時代含む)
- 【勤務形態】常勤
- 子育てと仕事を両立しながら看護師資格を取得
Q 看護助手として入職されたと聞きました
以前はデイサービスで介護職員として働いていました。介護職員でも血圧測定などは行えるのですが、判断はできないんですよ。それで看護師の資格が欲しいと思ったんです。当院に入職したのは働きながら奨学金制度を利用させてもらえたからです。この年齢で学校に行かせてくれるところは、他にはなくて。看護助手だったころ、看護師さんたちが「国試前はここを勉強しておくと良いよ」「がんばって!」と声をかけてくれたり、通常は看護助手が立ち合わない処置の場面を見せてくれたり、心強かったですね。
Q 看護師と他職種との連携はどうですか?
当院では、看護師と看護助手の業務区分がはっきりと分かれています。ですからお互いに情報を交換して、協力しているんです。たとえば、食事介助は看護助手の仕事ですが、看護師が患者さんの食事の様子を質問したり。反対に、患者さんの病状や退院の予定などを看護助手から質問してくれることもあります。コミュニケーションはしっかり取れていますよ。看護助手だけでなく、看護師同士もそうですね。なんでも話し合って、情報共有をこまめに行っています。雰囲気が良いんです。
Q 新人へのフォロー体制はどうでしょう
入職後1ヶ月は新人研修があり、それが終わると病棟に配属されます。その後、プリセプターが一人ひとりについて、指導計画を立ててくれます。教育用のチェックファイルがあって「ここは出来た」「一人でできる」「指導が必要」といったようにチェックしながら指導してくれるんですよ。プリセプターと勤務が合わなくても、主任さんや師長さんが、チェックファイルを見ながら教えてくれます。まわりの人がみんなで助けてくれている感じですね。少しでも不安に思っているあいだは必ず見ていて、フォローしてくれるから安心して働けています。
ある1日
6:00 | 起床 |
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6:30 | 朝食、家事 |
7:20 | 子どもを送り出す |
7:30 | 出勤 |
8:00 | 病棟入り |
ミキシング、点滴 | |
8:30 | 申し送り |
8:45 | 詰所内清掃 |
8:50 | オムツ交換、処置 |
9:15 | 情報収集 |
9:45 | ラウンド、バイタルサインチェック |
11:00 | 記録入力 |
11:45 | 配膳、セッティング |
12:30 | 昼休憩 |
13:30 | オムツ交換 |
14:00 | 看護必要度入力、情報収集 |
14:30 | ラウンド、バイタルサインチェック |
16:00 | 申し送り |
16:30 | 記録入力 |
17:30 | 終業 |
18:15 | 帰宅 |
19:00 | 夕食、家事 |
20:00 | 入浴、リラックスタイム |
22:00 | 子どもの塾のお迎え |
22:30 | 就寝 |