役職・管理職をご紹介します
【社会福祉法人御陽会障がい者総合支援センターヴィラささゆ施設長より】
1979年4月、自然と住宅地が適度に混在する絶好の生活環境であるこの御船町小坂に、知的障がい者更生施設第二明星学園(現在の障がい者総合支援センターヴィラささゆ)が定員30名(1981年に20名増員し定員50名)で設立され、当時、高齢化・滞留化が課題となっていた知的障がい児施設明星学園(現在の知的障がい者施設サポートハウス明星学園)の成人施設としての役割を担う事となりました。
共生(共に生きる)をスローガンに利用者さんの快適な衣食住を支援しながら、利用者様が地域社会の一員として自分なりの活躍ができるよう地域との連携を重要視し、様々な形での交流事業・社会貢献を実施してきました。
2016年4月14日・16日、震度7に匹敵する未曽有の熊本地震に2度も襲われ、本館は大規模半壊により建て替えを余儀なくされ、2019年4月リニューアルした延べ床面積が旧館の二倍以上、一部3階建て、すべて個室の新館がオープンしました。利用者様や地震の際の助け合いにより一層絆が深まった地域住民の方々が利用しやすく過ごしやすいスペースや設備が整いました。
福祉施設は利用される方々のニーズに応えるだけではなく、位置する地域全体の福祉の中核を担う役目もあると考えます。物理的に対応する事だけではなく、お手伝いを必要とされる方々に寄り添ったケアが求められます。そのためには優れた人材が必要です。
対象者さんのニーズの把握と人材育成、この両輪がうまく機能するようこれからも尽力して参ります。