もっと詳しい施設情報
医療法人新光会は、昭和37年に設立した広域医療法人です。
現在は、東京、神奈川、静岡、新潟の一都三県にて、病院・クリニック・訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ・介護施設・高齢者住宅・障がい者支援施設など15か所の事業所を運営し、約800名の職員が在籍している大手法人です。
グランハート透析クリニックは、清潔な透析液を使用するオンラインHDFが可能な機器を33台設置し、充実した透析医療を提供します。 その他に重度な障害がある透析困難者に対しても対応可能な個人器2台を設置しています。(合計35台)オンラインHDFは生命予後の延長・ADLの改善・合併症出現の遅延など様々な研究報告がなされており、長期に及ぶ場合には優位性が秘められていると考えています。必要とされる方に隔てなく提供できる設備を整えています。
[HDFとは]
HDFとは、血液透析にろ過を加えた治療法です。 HDFのなかでも、オフラインHDFとオンラインHDFという方法があります。 オフラインHDFは、瓶や補液バックに入った薬剤を補充液として使用するのでろ過するために足される補充液量は少なく、オンラインHDFは、透析液をそのまま補充液として使用するため、ろ過するために足される補充液量が多くなります。そのため、オンラインHDFのほうがより多くのろ過をかけることができ、より多くの老廃物を取り除くことができるのです。
[オンラインHDFの特長]
透析を長期間続けると起こってくる合併症にアミロイドーシスがあります。 これは、β2-ミクログロブリンという物質が関節や骨に沈着して神経を圧迫し、手の親指から中指にかけて痛みやしびれが出現する手根管症候群などを起こし、ひどくなると手術が必要になってきます。このアミロイドーシスの原因であるβ2-ミクログロブリンを積極的に取り除き、合併症を予防することができるのもオンラインHDFの特長です。 HDFで使用する補充液は、厳重に管理された無菌化した透析液を使用し、ダイアライザーより手前で足され、ダイアライザー出口で捨てられるため、液体が余分に体の中に入ることはありません。