院長をご紹介します!
院長
私がこの道を目指したきっかけは、幼い頃の入院経験でした。担当されていた医師が自分の元へ向かってくると、その足音をきいただけで、何だか「ホッ」とした気分になったものです。以来、人の想いに寄り添えるような存在をめざして、医学部へと進学しました。
実際に臨床実習を始めてみると、「人には、それぞれのドラマがある」ことに驚かされました。医師は疾患だけを診るのではなく、患者様の人生観や家族に対する気配りにも向き合う必要があるのです。教科書に書いてあることが全てだと考えていた私にとって、毎日が衝撃的だったことを思い出します。
そうしたなかで小児科を選んだのは、扱う分野が広く、あらゆるご期待に添えそうだと考えたからです。お子さまの治療には未来を育む要素があり、自分なりにやりがいも感じました。
また、ホームドクターとして患者様と深い関わりを持つことができるのも、小児科の特徴ではないでしょうか。お子さまの場合、同じ疾患でも、成長の段階や環境の違いなどによって治療の進め方が異なることがあります。もちろん、ご家族の病歴や食生活などが把握できると、より正確な診断が行えます。
つまり、私にとっては「患者様こそが教科書」なのです。小児科専門医としての知見は有しておりますが、それとは別に、皆さまの価値観や歴史を共有したいと願っています。ですから、どのようなことでも遠慮なくおっしゃってください。ご一緒に何ができるのかを考えていきましょう。
公式のyoutubeです
https://www.youtube.com/watch?v=oxHUTNr8SUY