大事にしていること
当院は精神科病院として60 年近くの歴史を持ちます。その長い歴史の中で当院は様々な変革を経て現在に至りました。現在は県・市の行政機関と連携し精神科救急医療システムへ積極的に参加しております。当院は、精神一般病棟、精神療養病棟の他に、32 床の急性期治療病棟を有しており、ゆっくり療養が必要な患者さんから早期退院を目指す患者さんまで幅広く対応しております。
その他の特徴として毎月の行事(野点、盆踊り大会、バス旅行、文化祭、クリスマスダンスパーティーなど)があります。行事に関わることで、患者さんが日頃どんなことに困っているのか等、診察室の中だけでは分からない様々な事柄についてスタッフ一人ひとりが気づきを得ることができ、そこから私たち治療者も教わることが多々あります。
今後も患者さんの立場に立った医療を提供するために、開放化・自由化と共に患者さんの「心のバリアフリー」を実現できるよう、医局、病棟、外来、デイケア、訪問看護室、作業療法室、地域生活支援室など各部署が連携し一丸となって努力して参る所存です。