看護師に定年はないって本当? 将来のためにしておくべきこと

看護師の定年について考えたことがありますか? まだまだ先のことだと思っているかもしれませんが、早いうちに事情を知っておき、対策を立てておくことは何においても大切なことです。

目前で「若いうちにアレをしておけばよかった…」などと後悔をしなくてすむように、気をつけておきたいポイントを紹介しています。

1. 看護師の定年事情

看護師の定年については、職業として決まっているわけではなく、職場によって違いがあります。公務員では55歳~60歳と定年がやや早めに設定されていることもあり、企業で働くと60歳、民間の病院になると、65歳と高めのところも多いようです。

看護師免許については、職場で定年を迎えて退職になっても、返納する必要はありません。年齢が高くなっても、適性検査や再試験などを受ける必要もなく、2017年現在では、看護師の免許を保持していれば生涯、看護師として活躍することができます。

2. 定年後も看護師で働くことはできるの?

生涯、看護師の免許を保持しているので、定年後も自分の意志があれば、看護師として働くことは可能です。

病院によっては定年後にもパートや嘱託職員として病院に残るケースも少なくないようです。常に看護師は不足しているので、経験のある看護師を確保しておきたいのかもしれません。

将来的に年金の受け取り年齢は上がっていきますし、高齢化もますます進んでいくことが予想されています。これからは、70歳を過ぎても働いている又は働かざるを得ない看護師が増えていくことが十分に考えられます。

定年を迎えても、年金を受け取る歳まで、働かずに暮らすことができるのであれば、完全にリタイヤすることも一つの選択肢です。しかし、そのような選択は難しい人が多いのが現状です。

病院でパートとしてでも看護師を続けていくことができれば、少々給料は少なくなってもゆとりある生活ができそうです。

3. 定年後の看護師の再就職事情

雇用対策として年齢や性別などによって差別することなく平等に雇用するように法律では定められています。そのため、求人の多くは年齢や性別の制限なく募集しているものが目につきますが、基本的に、雇う側はやはり体力のある若い看護師を求めているケースがほとんど。

しかし、人手不足が常態化している業界ですから、定年退職後に再就職をすることは可能です。やはり一番の武器になるのは経験でしょう。看護師の経験が豊富であることはもちろんですが、人生の経験も豊富であることから、臨機応変に対応することが求められます。

患者さんやその家族とうまくコミュニケーションが取れたり、若い看護師をうまくリードすることができたり、経験がある人ならではの職場のリードの仕方に期待がよせられるでしょう。

4. 定年後の再就職を有利にするため、今からできること

新人看護師は毎日が精一杯で、なかなか将来のことを考える余裕がないかもしれません。少し余裕が出てきても数年先を考えるぐらいで、定年後についてまで、なかなか考える人はいないでしょう。

しかし、高齢化社会がどんどん進んでいく日本です。少子化も著しい中、定年後にも看護師があらゆる場面で活躍できると予想されます。できることなら余裕をもって豊かに看護師を続けていきたいと思いませんか?

若いうちに、少し意識をしておくことで、将来が大きく違ってくることがあるかもしれません。

年齢が違う看護師や患者さんとも積極的にコミュニケーションをとる

看護師の悩みで一番多いのが「人間関係」です。歳を重ねると新しいことを学ぶことがどんどん難しくなります。若いうちにどんな人とでも上手にコミュニケーションを取れるようにしておくと、大きな自信になるだけでなく、大きな武器にもなります。

同世代とは比較的にコミュニケーションがとりやすいと思いますが、自分よりも若い人、年配の人とも上手にとれるように、若いうちから積極的に話をしたり、関わるようにしましょう。

いろんな人とのネットワークを大事にしておく

人間のネットワークが再就職を有利にすることが大いに考えられます。同じ職場の看護師だけでなく、職種の違う医療関係者、セミナーや研修で知り合った同業者、もしかしたら全くの違う業界から誘いを受けることがあるかもしれません。

いろいろな人と関わることは自分自身の視野も広げることにつながるので、看護師としての仕事にも活かせます。違う職場の看護師、看護師以外の医療関係者、違う業界の人などのネットワークを持っていると再就職に有利になるでしょう。

自分の年齢が上がってきたら、将来を見据えたキャリアの転職や異動を考える

高齢化社会ですから、高齢者に関するスキルは転職に有利です。もしかしたら20年後にはさらに事情も変わっているかもしれません。常に社会の動きにアンテナを張り、自分がどのようなキャリアを積んでいると有利になるかを考えておくと良いでしょう。

若いうちは自分の興味で仕事をするのが楽しい時期であると思いますが、少し年齢が上がってきたら、社会情勢も見極めつつ、どんなスキルが求められているか考えてみるのも良いことです。そのキャリアを確実に積むことで再就職を有利にすすめましょう。

自分の健康管理ができるようにしておく

若いうちは少々のことは無理をしても、体力で乗り切れるようなところがあります。しかし、年齢が上がると、若い頃のように体力で勝負するわけにはいかないということを頭に入れておく必要があります。

身体の調子を整えるためには、規則正しい生活をして、適度な運動をし、バランスの良い食事を摂ることが大切です。看護師の仕事と家庭を両立させていると、自分の身体もケアするのは簡単ではありません。

そのため、自分なりの健康維持の方法を見つけておくことが大切です。健康診断などもきちんと受け、時には詳しい検査をするなど健康面をしっかりケアしておきましょう。

愛される看護師になるために

職場に高齢の看護師の方が働いているとわかりやすいかもしれません。どのような看護師は好かれて、どのような看護師は嫌われていますか?口は出すけど、手は出さない…、口を開けば文句ばかり…、そのようなベテラン看護師は煙たがられること間違いないですよね。

ならば、そうならないように心がけることが一番です。お手本になるようなベテラン看護師がいるなら、よく観察をして見習うとことです。若い看護師のミスを責めるのではなく、フォローして指導してあげれるような「お母さん的存在の看護師」、なくてはならない看護師を目指してみてはいかがでしょう。

5. 定年後も看護師として活躍するために、今できることを考えよう

看護師の定年は働いている職場によって違います。そのままリタイヤできる場合は良いのですが、年金の受給年齢があがっている今、定年後も看護師として就業しなければならない人が増えることも想像の範囲内にあります。

そのため、若いうちから将来を見据えて、準備をしておくことは大事なことです。高齢化社会で役に立つキャリアやスキル、コミュニケーション能力などを高めておきましょう。また自分自身の健康管理を行い、ベテラン看護師として他の看護師とどのように関わるべきかについても考えておくと良いでしょう。

この記事を書いた人:マーシー
日本でナースとして働き、長年の夢であったオーストラリア移住を夫婦で果たす。
オーストラリアで3人の子供を出産し、今はライターとして、健康記事や美容記事を中心に執筆活動中。

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