看護師は医者や研修医、患者にモテる?モテない?恋愛は忙しくて難しい?

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看護師は、合コンなどでも人気の職業。将来なりたい職業の上位で比較的イメージも良く、一般にはモテる職業といったイメージを持たれていますね。しかし、実際に働いている看護師はどうでしょう?
看護師の恋愛には、思いのほか障害が多いもの。同僚の中には結婚して幸せな家庭を築いている人もいますが、独身を貫いてバリバリ仕事している人もいます。むしろ、なかなか恋愛がうまくいかない独身女性も多いような印象を持っています。

1. 恋愛がうまくいかない6つのタイプの看護師

モテるはずなのに、恋愛がうまくいかない看護師がなぜ多いのか。看護師の恋愛事情について踏み込んでいきます。個人的な見解や偏見も含まれていますが、私のまわりにいる看護師を参考にタイプ分けしてみました。

さぁ、あなたに当てはまるタイプはありますか?

1.相手がコロコロ変わる、恋愛依存タイプ

研修医と付き合ったかと思ったら、今度は患者さんと食事をしていた、さらには「この前も合コンに行っていたよね?」というスキャンダルが多い人って、病棟に一人くらいはいませんか?医者狙いで研修医と仲良くしつつも、キープ君が何人もいる。本人にその自覚はないのかもしれませんが、いわゆる遊び人といわれるタイプです。

看護師はさまざまな患者さんや病院スタッフなどと関わることも多いので、コミュニケーションスキルが自ずと高くなります。そのアクティブさ・タフさが、恋愛にも影響しているのです。このタイプの看護師の場合には、寄ってくる相手もそれ相応であることが多いかもしれません。

看護師同士の情報網は凄まじいので、すぐに遊んでいることがバレてしまいますが本人はそんなことはお構いなし。いつも誰か相手がいるという個人的にはちょっと羨ましいタイプです。ただ、本当に恋愛ができているかは怪しいところですが……。隣の芝生は青く見えるのでしょうかね。

2.ヒモ男や不倫男に尽くしてしまう健気なタイプ

【ナースあるある☆「ダメ男に弱い!?」】

●弱くない!派の意見

ダメ男の面倒までみられません。そういう時間があるのなら、自分磨きに使います。

目はいくけど数回痛い目みてますので、つかまりません笑

「隙がない」と言われるので、そもそも誰も寄って来ない。

自宅でも生活(食事)指導をしています…。患者よりも厳しい態度をとれます(笑)

●弱い…派の意見

私の周りは駄目亭主持ちばかりです。私もそうです?

ダメ男と言うか、私がS系なのでM系の男性の方がいいかな(笑)

先を考えつつ自分でさっさとやる癖がついちゃったからかな…男がグータラしてしまう(涙)

嘘つくし、たまに殴るし、30万以上貸してるし…でも、別れられません

出典: ダメ男に弱い?:結果 | 投票・アンケート | ナース専科

相手がいないわけではないけれど、付き合う男がいつもヒモ男だったり、不倫のにおいがしたりする人です。相手の仕事がフリーター・大学生・転職活動中だとか、「夜しか会えない」、「なかなかデートできない」というワードが聞こえてきたら危険信号かも。

看護師という仕事柄、相手に尽くしたり、長期間献身的な態度を続けたりしてしまいがち。それにあぐらをかいてしまう男性もいて、本来はヒモ男ではない男性までダメにしてしまう要素が満載なのです。男女ともに原因があると思いますが、ダメな相手を支える自分に酔っていたり、私がいないとダメな人だからという共依存を引き起しやすい人の割合が体感的に一般よりも多いと思います。

私の知り合いは、彼氏にお金を貸したり、結婚している医師と不倫をしたりしていました。「本当に大丈夫なのか」と思いましたが、本人はあまり自覚がありません。「仕方ないよね」、「もう少し我慢すれば」と自分に言い聞かせるような言葉が多く、ドラマの世界のような悲劇のヒロインに自分を重ねていたのかもしれません。

3.自分ワールド全開、ドラマチックな恋愛に憧れるタイプ

ドラマや漫画などの非現実的な世界に憧れていたり、アーティストのおっかけをしていたり、グッズを集めていたりと、休日もいそいそと活動していたりします。理想の男性は、ドラマや漫画の登場人物や俳優の○○さん。現実世界にはあまり興味がなく、ドラマチックな展開をいつも妄想している感じです。

仕事はその活動のための資金源なので、とりあえずきちんとこなしています。看護師同士であってもなかなか理解できないような、コアな趣味を持っている子は意外と身近にいます。

こういった人は異性からのイメージはあまり良くないよう。たとえ付き合ったとしても、彼氏の優先順位が低いこともあって、なかなか恋愛がうまくいかないようです。

【お悩みナースの声 その1】

仕事を始めてジャニーズにどはまりしてしまい、私の生活の半分以上はジャニーズで回っています。家族にモノノフやアニメヲタがいるので、家族の受け入れは良好です。また、友達もジャニヲタばかりなので話は盛り上がります。が、彼氏はあまりいい反応を示しません。好きなグループの話や自担の話をするも、「大人になってジャニヲタかよ」って反応です。

出典:ジャニヲタな私 | ラウンジ | ナース専科

4.理想が高く、自分にも他人にも厳しいキャリアウーマンタイプ

このタイプは、中堅からベテランタイプに多い気がします。顔も美人で仕事もできるのに、独身という不思議な人っていますよね。

以前は相手がいて結婚も考えていたけど、結局仕事が大切で別れてしまってそのまま……。しかも昔付き合った男性よりも素敵な人を求めているので、いい歳になってからではなかなか出会いがありません。

仕事では責任あるキャリアについていることも多く、素直になれず、甘え下手なことも。「隙がない人」と敬遠されてしまうようです。

5.そもそも恋愛や結婚にまったく興味がないタイプ

看護師をしていても、「患者さんとの会話が苦手」、「話はできるけれど、なかなか相手との距離感がつかめない」と、自分に自信がない人がいます。そうした人は、たとえ出会いのきっかけがあったとしても、「自分なんて……」と近づけずに通り過ぎてしまうことも多いようです。

また「どうせ浮気する」、「一緒に住むのは苦痛」などと異性に悪いイメージを抱いて、自分から予防線を張ってしまうことも。なかなか異性からは近づきにくい状態になっている人も見受けられます。

【お悩みナースの声 その2】

独身女性です。看護学生です。でも、「ときめく」という気持ちがなくて、あまり異性に関心が持てません(-“-;)。 アイドルグループや素敵な男性をみて、はしゃいだり、ドキドキする同世代の学生や友達が羨ましいですσ(^◇^;)。。。。変に冷めている自分が、「このままでいいのかな?」と思う毎日です。

出典:恋愛無関心? | ラウンジ | ナース専科

2. 看護師という仕事によっての恋愛障害

以上のように、病棟で働いているといろんな性格や考え方の看護師がいます。ときに、看護師特有の悩みが恋愛の障害になっていることもあるようです。次は、その障害について説明していきます。

1.看護師イメージとのギャップ

【「ナースだから…」という偏見、感じますか?】

合コンなどで人気が高い看護師。どうしても「白衣の天使」や「献身的」といったイメージが強く、相手からは先入観で見られがちです。

実際に付き合ってみて、わがままを言ったり、甘えたりすると、「イメージと違った」とギャップに冷められてしまうことがあります。仕事で日々患者さんに接している分、プライベートでは看護のことを忘れて、相手に甘えたり、リラックスしたりしたいもの。相手にはそこを含めて受け入れてほしいと、私もよく感じています。

命と隣り合わせの緊迫した状況下で仕事をしていると、時にきつくあたってしまうこともあります。そのせいか、「気が強い」といわれることも。自分ではそんなつもりがなくても、相手はよいイメージとのギャップを感じてしまうようです。

【お悩みナースの声 その3】

白衣の天使だと思って接してこられるとうわぁと思います。

性格が「キツイ」と思われること。近所のご主人が若いころ付き合っていた女性が看護師で性格が「キツイ」人だったらしく、看護師は「キツイ」から嫌いだといわれたことがありました。

看護師だから、強い、優しい、寛大、妻や嫁にすると助かる、いい人、賢い、冷静、完璧などなど・・・さんざん言われたことがあります。ぜんぜん違うのに。

婚期を逃すと言われる

出典:「ナースだから…」という偏見、感じますか? | ナース専科

2.看護師の仕事を理解してくれない

看護師の仕事はハード。特に夜勤明けの日は、ぐったりしていることもよくあります。しかし、看護師の仕事が「大変」「忙しい」いうことはなんとなくわかっていても、何がどう大変かなのかまではよく知らない人も多いです。

シフト勤務で仮眠を取っているのを見て、「昼間から寝てばかりいる」と言われたこともありました。また、夜勤の仕事を「夜勤といっても患者さんが寝ているから仮眠が取れる」と思われていたことも。実際の現場を知らない人には理解が得られず、些細なことでケンカしてしまうこともあるようです。

3.シフト勤務で生活スタイルが違う

病棟で看護師をしていると、日勤だけではなく夜勤(2交代・3交代)もあります。一般企業などに勤める相手とは生活スタイルが違うため、連絡する時間や会える時間が少なくなってしまいます。

そのため、メールでケンカをしてしまったり、寂しさから浮気をしてしまったりすることも。夜勤前後の仮眠時に連絡がきて途中で起こされるようなことがあると、イライラしてケンカになってしまいます。

4.話し上手で積極的な性格が遊んでいるようにみられる

看護師をしていると、患者さんや他のスタッフとの連携をとる機会が多いもの。話し上手や、積極的に行動できる人が多いかもしれません。

しかも、看護師はモテる職業と思われているので、「遊んでいそう」、「自分の他にも相手がいそう」と思われてしまうこともあります。そうなると、近寄ってくる相手も遊び目的であることが多いです。こうした人見知りをしないこなれた感じは、勘違いされてしまうこともあるので難しいところです。

3. 看護師であってもうまく恋愛するにはどうしたらいいのか?

看護師という職業の固定観念にとらわれていたり、生活スタイルの違いからうまくいかなかったりすることも多い中、それでも素敵な恋愛をして結婚している看護師もいます。そうした看護師には、なにか特徴があるのでしょうか?

【恋愛がうまくいっている人の特徴】

  • 誰にでも分け隔てなく笑顔で愛想がいい
  • 看護師になる前に出会った彼氏と続いている
  • 看護師であることをあまりアピールしない
  • 愚痴や自分の話ばかりではなく、聞き上手
  • 気が強い部分はあるが、言動や行動が穏やか
  • ある程度の女子力がある(料理が得意、華美でない化粧など)
  • うまくオンオフの切り替えができている
  • たまに出会いの場(合コン・飲み会)に行っている、男女ともに友達が多い
  • 趣味が豊富、チャレンジ精神がある

このような同性からみてもイメージがいい看護師には、彼氏がいることが多いです。反対に愛想がなく、いつも同僚の愚痴ばかり、女子力がまったくない看護師は、同性からも異性からも敬遠されてしまうようです。

もし自分に当てはまるものがあったとして、急激に変えるのはストレスがかかり難しいかもしれません。しかしできることから少しずつ気をつけていくことで、今後の流れが変わる可能性が高まります。

【看護師が実践、男の胃袋を掴む勝負メシTOP10】
1位 ハンバーグ
2位 煮物(肉じゃが以外)
3位 肉じゃが
4位 唐揚げ
5位 オムライス カレー
7位 生姜焼き 8位 サラダ 9位 グラタン 10位 パスタ
【あなたの勝負料理、ありますか?】

出典:看護師が実践、男の胃袋を掴む勝負メシTOP10 | ナース専科

まずは自分を見つめ直すことから

看護師の恋愛にありがちなことを紹介してきましたが、本人は気づいていないことも多いと思います。まずは自分の性格や行動を見返し、いつもケンカになる場面や別れの理由を分析して、自分の問題点に気づくことから始めましょう。

そうしないと、いつまでたってもダメ男に引っかかってしまい、恋愛がうまくいかない負の連鎖から抜け出すことはできません。信頼のおける友人に相談するのもいいですし、言いたいことをはっきりと言ってくれる家族に相談するのもいいでしょう。今までの恋愛経験や失敗を振り返りながら、自分の傾向がわかるといいですね。

また、恋愛がうまくいっている人の性格や行動をお手本にすることも大切です。具体的なイメージがしやすくなると思います。

看護師という職業にとらわれない

看護師自身もそうですが、相手も看護師だからということはあまり考えない方がいいと思います。まずは、お互いを一人の異性として見る必要があります。たとえ相手に看護師の固定観念があったとしても、きちんと自分はこういう性格だと伝えることで、大きなギャップを埋められるかもしれません。

また出会ったばかりの頃に仕事の話はしないようにするといった工夫で、看護師という固定観念が薄れていく可能性があります。

出会いは自分で作っていくもの

【看護師の職場はズバリ!出会いが多い?少ない?】

よく「出会いがないから」を理由にする看護師がいます。完全な受け身状態で出会いが舞い込んでくるのは、奇跡に近いことです。白馬の王子様を待っているシンデレラではないので、ある程度自分から行動する必要があります。

合コンに限らず、趣味や習い事で外に出る機会を作ったり、友人との関わりを増やしたりすることで、知り合いを紹介してもらえることもあります。常にアンテナを張りつつ、チャンスが来た時にはきちんとつかみ取ることが大切です。

これは看護師に限らず、「出会いがない」と嘆く多くの女性に当てはまることです。常に心掛けるようにしましょう。しかし、「適度」という言葉を忘れてはいけません。合コンや出会いの場に頻繁に言ったり、積極的にいろんな人に声をかけすぎたりすると、必死さが逆効果になってしまうので注意しましょう。

【お悩みナースの声 その4】

同じ看護師を探すなら少ないとは思いますが、他職種の人も多いし、お相手のいる同僚の紹介とかで、出会いはあると思います♪患者さんとの出会いは、就職先によるかなぁ。今の所は年齢層が高過ぎて(苦笑)

うちの病院は男女比半々位ですが、男性看護師は若い人でも大抵既婚者。そもそも職場で出会えるとは思ってませんけど。

選ばなければ多少はありそうだけど…、それ目当てて出入りの業者にも猫なで声使う人には寒気がしてます

出会いとは、やはり異性ですよね?今の彼は、知り合ったきっかけは元患者ですが、それまでは、恋愛者には 対象外でした。

出典: 看護師の職場はズバリ!出会いが多い?少ない?:結果 | 投票・アンケート | ナース専科

仕事を理解してもらい生活スタイルをうまく合わせる工夫

「看護師の仕事を理解していない、わかってくれない」と思っている人が多くいます。逆にいえば、あなたは相手の仕事の大変さを理解していますか?

相手を理解するのはなかなか難しいことですし、ある程度時間が必要になります。相手にわかってもらうことばかり考えるよりも、まずは自分ができる工夫をした方が早いです。

たとえば、仮眠などで連絡をしてほしくない時間帯があるとき。相手にその時間帯は仮眠をしているから連絡はしないでほしいと伝えた上で、自分でもマナーモードにするなどの工夫をすれば、お互いにストレスを感じることはなくなります。

また、なかなか休みが合わない場合でも、時間を作ることはいくらでもできます。夜勤明けにそのまま彼氏の家に行って仮眠をし、日中は出かけて夕ご飯を作って家で相手の帰りを待つ。夜だけ泊まって翌日の休みは友達のところへ出かけるなど、工夫すれば時間はいくらでも作れます。休みの日にだけに限定せず、このように夜勤明けなどの時間を工夫すれば、週に1回は会えるでしょう。

相手への要望ばかりが増えてしまうことも多いですが、恋愛がうまくいくためには、自分からも歩み寄っていく必要があるでしょう。

いかがでしたか?看護師の恋愛には、職業ならではのさまざまな障害や悩みがつきもの。ですが、職業柄のいいところをうまく使い、少し視点を変えて工夫し歩み寄っていくことで、さらに恋愛も仕事も充実していくこと間違いなしです!一緒に、素敵な恋愛ができる看護師を目指しましょう!

この記事を書いた人
ゆみかおる
看護師10年目。小児科、整形外科病棟、保育園などでの経験あり。
現在はフリーランスとしてクリニック、健診、ツアーナース、医療系ライターとして活動中。
家族構成は父母に妹一人。

ナース転職求人を知りたい方

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