看護師不足は続く?

5万人の看護師誕生も、現場は人材不足

去る3月25日、看護師国家試験の結果が発表され、今年も5万224人の看護師の卵が誕生しました。しかしその一方で、夜勤の負担、育児との両立の難しさなどから職場を去る看護師は後を絶たず、人が入っては辞めていくという悪循環はなかなか解消しそうにありません。

ナース人材バンクの姉妹サイト「ナース専科コミュニティ」の掲示板から、今回は看護師不足についての投稿を取り上げます。「毎年、たくさんの看護師が誕生しているのに、地方の現場はやっぱり、人員不足で大悩み。みなさんの職場や周りでの印象はどうですか?」という投稿主さんからの問いかけに対し、ユーザーの皆さんから沢山のコメントが届きました。

看護師の力だけでは・・・現場の声

  • 「ナース歴29年、今まで看護師の数が充実してる病院、施設に巡り会ったことがない。
    でも文句をいいながらでもそこにいる以上『やるっきゃない』のが現実」
  • 「私の病棟では、ひどいときは60対2になります(泣)
    まともな看護ができるはずもなく、でもどこの病棟も人手不足なので、文句は言えません」

など、多くの方が看護師不足を痛感しながらも、仕方がないこととして受け入れているという実態が明らかに。

  • 「一番、看護師の仕事も知っているはずの医師が、看護師に理解ないように思えます」
  • 「労働条件の良し悪しは、少なからず退職に影響しますので、労働組合がしっかり機能しているかどうかによって、ナース不足の度合いも違うように感じます」
  • 「環境も整ってないのにさらに業務拡大の話や准看廃止運動。資格はあってもまともに働けない職場の多い専門・認定看護師。
    政治的な部分も関わってくるけど、問題山積みの看護師の世界」

もはや看護師の努力だけではどうにもならず、医師や経営者、そして国までをも巻き込んだ改革が必要なのかもしれません。

100万人が不足する?打開策はあるか

しかし、誰かが改革を始める日をただ待つこともできず、以下のような打開策を提案する方も。困窮を極める現場を熟知した現役看護師の意見には説得力があります。

  • 「看護の世界は労働環境を良くしようというのが無いです。サービス残業なんて企業でやっている所は珍しい。病院経営者は人事や経営に力を入れるべき」
  • 「男尊女卑って言われそうだけど、もっと男性看護師が増えればいいなあ。看護はもう女だけの仕事じゃないし」

看護職員の離職率は年々減少しているとはいえ、潜在看護師の復職支援や外国人看護師受け入れもなかなか効果が表れず、今も一人あたりにかかる負担は軽減されていないようです。一説によると、2050年には全国でおよそ100万人の看護師が不足すると言われています。37年後、果たして状況は改善されているのでしょうか・・・。

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