生活保護を受けながら働いている肩身の狭さ…どう思う?

「生活保護を受けながら働いてます」

看護師コミュニティ『ナース専科』では、生活保護を受けながら働いているシングルマザーの看護師さんがトピックスを立てていました。
生活保護を受けている人というのは、一般的にはどのようなイメージが持たれているのでしょうか? 
多数の看護師さんから寄せられていた見解をご紹介します。

自分も同じ! 応援メッセージが多数寄せられる

コメントを寄せている多く看護師さんの中には、同じように生活の援助を受けている人もいました。このほどの生活保護費の引き下げについても意見が挙がっています。

「私も十年前にうつ病を発症し、シングルマザーになり、ドクターストップとなりました。私は生活保護ではなく、障害者年金手当を受けて生活しております。来年の手当更新が果たしてどう判断されるのかは不安で仕方がありません。」

「税金2年ほど保護を受けながらパートで働き続けました。税金で生きていく後ろめたさもありましたが、苦しいときは素直に苦しいと割り切って、甘えて助けてもらう。頑張れるようになれば、その分お返しをしたらいいんだ!とそのくらいの気持ちでいいと思いますよ。」

また、同じシングルマザーとしてその生活の大変さに共感し、励ましのメッセージをくれた看護師さんもいました。

「辛い思いをした分、人にやさしくなれるから、今を悲観しないで自分にもやさしくしてくださいね。」

「病気と闘いながら、生活保護を受けながらも育児のため、生活のために懸命に働くこと、心から尊敬します!生保を受けること、引け目を感じないでくださいね!」

激励・アドバイスをくれるナースさんも!

中には同じシングルマザーでも、フルタイムで働いていたというたくましい人もいました。生活保護を受ける身として、ある程度わきまえる必要があるという、ちょっと厳しい意見も出ています。

「私も母子家庭ですが、大変ながら、手当がもらえなくても子どものために頑張ってます。そんな私みたいな人からの税金です。大事に使って、ダラダラ生活保護を受けるのだけはやめてください!」

就職先が確定し、収入が安定すれば生活保護からは外れるので、今はやるべきことをきっちりやり、自分の目標に向かって仕事をしていけばいいという激励のメッセージも多く寄せられていました。

「不正受給」への批判も

生活保護について、不正受給をしている人がいる現実に対する意見もありました。

「働けるのに働こうとしない、“生保だから病院費かからないんです”などの発言をする、働いていることを隠して生活保護を受けている、生活保護でパチンコ三昧。このような生活保護受給者にはとてつもなく腹が立ちます」

このような中、トピックスを立てた主さんのように、「正当に利用している人たちが肩身の狭い思いをするのは間違っている」という意見もありました。

そして、生活保護は国からの権利であり、不正でなければ堂々としていればいいことや、生活保護を受けること自体に後ろめたさを感じるのであれば、今やるべきことをしっかりとやり、将来、社会へ還元していけば大丈夫、というのが多くの看護師さんたちからの意見でした。

大きく変化する「生活保護」に関する事情

生活保護については、昨今から引き下げの問題が挙がっています。

厚生労働省は、2013年8月、2014年4月、2015年4月の3段階で生活保護の引き下げを実施しており、これによって平均6.5%、最大10%の減額となります。これに対して、大阪や京都在住の受給者から「引き下げは憲法違反」との提訴がされています。

また、貧困世帯のうち、生活保護を受けているのは20%ほどであることから、今後は支援できない生活困窮者を救うシステムも構築されます。それが2015年4月から施工される「生活困窮者自立支援法」です。

このような生活保護減額や新しい法の施行に伴い、今後、多くの生活保護受給者や生活困窮者をとりまく状況がますます大きく変化する見通しです。


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