【看護師のリアル転職体験談 68】総合病院の一般病棟から、内科・皮膚科のクリニックへ転職

1.夜勤や医師の嫌がらせなどから病棟勤務に疲れ、日勤のみのクリニックへ転職を決意

テレビで放送していた看護師に憧れて、看護師を目指した私。「看護師は病院でしょ」という安易な考えの元、地元の総合病院へ就職しましたが、そこで待っていたのは、医師からの嫌がらせと夜勤で体力をすり減らす日々でした。

看護師になるまで徹夜をしたことがなかった私にとって、夜勤は心身ともに疲弊するものでしかありませんでした。そこである日、ふと「そうだ、夜勤がない職場へ転職すれば、少しは看護師という職業が好きになるかもしれない」と思いついた私は、日勤のみのクリニックへ転職する決意をしました。

2.前の病院を退職してから、新しいクリニックに転職するまでの流れ

苦労して取得した看護師という資格を、今後の人生に生かすための転職。そう言い聞かせ、私は転職を選びました。しかし、その選択に不安を感じていた私はいろいろな人に相談してみました。様々な人から様々な意見を聞き、苦労した今回の転職について、ご紹介したいと思います。

STEP1:「夜勤をやりたくない」は甘え?

今回の転職について、私はまず、すでに看護師を退職した尊敬する先輩へ相談しました。すると先輩からは「夜勤をやりたくないというだけで仕事を変えるのはもったいないと思う。というか、甘えじゃない?」とかなり厳しい意見を言われてしまいました。

「看護師は夜勤をして、患者さんの一日を把握することで初めて、良い看護を提供できると思う。夜勤をやりたくないというだけで辞めてしまうのは、看護師としてどうかと思ってしまう」とも言われてしまい、私はどうしたらよいのか、わからなくなってしまいました。

STEP2:担当者の一言に救われる

どうしたらよいのかわからないけれど、これ以上夜勤を続けることも体力的に厳しい。そう思った私は、転職するかどうかは別として、とりあえず転職サイトへ登録することにしました。

すると担当者は私に「大丈夫です。転職には様々な理由があります。ご自身の体調はご自身でしかわからないですし、体力的に夜勤が厳しいから、夜勤がない職場へ転職したいという看護師さんは他にもたくさんいらっしゃいますよ。夜勤をやりたくないからといって、甘えているなんて全く思いません。安心してください」と言ってくださいました。

その一言に救われた気分がして、私は転職する決意を固めました。

STEP3:転職先を選ぶために、口コミサイトを活用

担当者の方からいただいた、求人募集しているクリニック情報を元に、私はクリニックの口コミサイトを頻繁にチェックしました。

クリニックは病院以上に患者さんから詳しい口コミが多数掲載されています。
中には「看護師さんの対応が最悪で、二度と行きたく無い」と記載されているクリニックもあり、口コミが良いクリニックへ転職するために、情報をどんどん集めました。

そして、どの口コミサイトを見ても評判が良く、看護師を募集しているクリニックの絞り込みを行いました。

STEP4:見学の上、転職先を決める

口コミサイトにて評判の良かったクリニックへ、私は次のステップとして見学にでかけました。直接中へ入ることはありませんでしたが、実際にクリニックを訪れてみることで、患者さんの反応や雰囲気を直接感じることができます。
その中で、笑顔で患者さんに接している職員の方々から出される明るい雰囲気に、改めて「ここで働きたい」という思いを抱きました。

その後、担当者さんへ就職希望を伝え、入念に就職試験の準備を行いました。クリニックでは、「長く働ける人材かどうか」という点をより重視されるというアドバイスをいただいたので、自分がいかにこのクリニックで長く働きたいかをアピールするためにはどういったことを言えばいいのか、何通りも考え、担当者さんと一緒に構成を練りました。

そして、準備を念入りに行ったことも功を奏し、無事に内定をいただくことができました。

STEP5:夜勤最終日、スッキリした気持ちに

クリニックへ先に転職日を決めたことで、私はスムーズに病院も退職することができました。これも「先に転職日を決めておくことで辞めやすい」という担当者さんからのアドバイスからです。

夜勤最終日、私は「もうこれで、夜勤をやらなくて済む」というすっきりした気分になりました。これまで本当に夜勤がつらかったので、もうしなくてよいと思うと心から安心できたんです。こうして私はすっきりした気持ちで前職を終え、看護師として新たな生活に踏み出すことができました。

3.転職してみて感じたこと

今回の転職において、私は1つの転職サイトしか登録していませんでした。後から知ったのですが、実は私が転職を検討していた時期に他の良い条件がそろったクリニックも求人を出していたそうで、他の転職サイトを利用していた方がそのクリニックへ転職されていました。

もしあのとき、複数の転職サイトへ登録していれば、そのクリニックも候補にはいっていたかもしれません。そう考えると、「もっと多方面から情報を得るべきだった」と感じています。

4.転職してみて「良かったこと・悪かったこと」まとめ

今回の転職を通じて良かったこと、悪かったことは以下のようなことだと思います。

◎良かったこと(1):チームワークが良い

今の職場は、事務の方、臨床検査技師、レントゲン技師、看護師、医師全員が一つのチームとなり、患者さんの治療を行っています。休憩所にはみんなが必ず一同に集まり、様々な患者さんの情報共有をするなど、チームワークがとても良い職場だと思います。

病院時代はなかなかこういった多職種連携がとれていなかったので、こうして職種を超えたチームワークがとれるのは、とても良い点だと思います。

◎良かったこと(2):通勤時間が短くなった

勤務先のクリニックは、我が家からなんと自転車で10分の場所にあります。これまでの職場は電車を乗り継いで1時間以上かかる場所にあったため、通勤時間が格段に短くなったことも、良かったことの一つです。

通勤時間が短くなったことで、仕事が終わった後も自宅でのんびりする時間ができ、看護の勉強もできるようになりました。

△悪かったこと:勤務日数が多すぎる

うちのクリニックは、月に2回は日曜日も開業しており、一月あたりの休日が6日しかありません。その分お給料は良いのですが、土曜日の半日休みを加えての6日しか休みがないため、実質一日休みが4日しかなく、疲れがなかなかとれません。

私の職場スタッフも全員、「ぜひ休日を増やしてほしい」」と毎日のように言っています…。そこが今の職場で唯一、改善してほしい点です。

5.勤務時間が長くても、職場環境がよければ頑張れる

クリニックは夜勤がない代わりに勤務時間がとても長く、体力的には夜勤があるケースと別の意味で、体力を要します。それでも頑張りたいと思えるのは、職場のスタッフと良いチームワークがとれていると感じているからです。

看護師は、一人で働くことはできません。医師をはじめ、様々な職種と連携して初めて、看護師として働けているのだと、この職場で学ぶことができました。あえていうならば、もう少し1日休みが多くなってほしいと思いますが、自分の願いをすべて叶える職場はないと感じています。
今の職場で日々看護を学び、夜勤がない環境でも看護師として良い成長できるよう、頑張っていきたいと思っています。
皆さんも看護師として不満がある場合、ぜひ転職を候補にいれてみてください。
自分が満足できる職場が、きっとあるはずです!


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