人がすぐ辞める病院、3つの特徴

全て表示

入職前に離職率をはかる方法

10人に1人の看護師が職場を去る今、長く働ける、働きやすい職場を求めている人も多いでしょう。
そうした職場を探す上で、離職率は頼りになる目安の1つ。

しかし残念ながら、個々の事業所での離職率は、必ずしも公開されてはいないようです。
長く働ける職場を見つけるには、入職前に、離職率が高いかどうかを判断しなければなりません。

人手が少なく激務の職場や、残業が多い職場は、いかにも人が辞めやすそう。
でも、忙しさや残業の多さは、入職してみないと分からないですよね。
そこで今回は、入職する前に推し量れる、離職率が高い職場の3つの特徴をご紹介します。

人が辞めやすい病院の特徴

待遇が悪いもしくは良すぎる

待遇が悪い職場は、人が辞めやすい職場の代表格。
募集要項の待遇欄に何も書かれていなかったり、「規定による」など曖昧な表記の場合も要注意です。
待遇の悪さを隠すために、具体的な表記を避けている可能性があります。

それとは逆に、「えっ!?」と驚くほど給与が高いなど、待遇が良すぎる職場にも注意が必要です。
激務や人間関係の悪さゆえ看護師が定着せず、高待遇を提示して何とか人を集めようとしているケースがあります。

スタッフ間の会話が少ない

見学の際、スタッフの会話が聞こえず、黙々と仕事をしているような職場は要注意。
自由に意見を言いにくかったり、質問をしづらい職場である可能性があります。
そのような職場では、表立って発言できない分、陰口が横行するなど人間関係に問題があることも。

また、スタッフ同士の会話が少ないということは、情報共有が不十分な可能性があります。
情報共有ができていないと、重要な伝達事項を聞いていないという疎外感を生み出すばかりか、ミスも起きやすくなります。スタッフの意欲低下、ひいては離職率上昇につながりかねません。

教育体制が充実していない

事業所のホームページなどに、教育に関する説明がない職場は、教育体制が充実していない可能性大。
経験者限定で募集を行う職場も、既にスキルがある人材を雇うことで、教育にかかる費用や手間を抑えようとしている可能性があります。

このような職場の中には、事業所内で満足な教育が受けられない上に、外部研修に参加することまで「人手が足りなくなるからダメ」と禁止する所もあるとか。

将来を見据えたスキルアップが望めず、意欲ある看護師ほど「ここでは成長できない」と見切りをつけ、早々に退職しやすいようです。

働きやすさの基準は人それぞれ

ここまで、人が辞めやすい職場の特徴について解説してきました。
ただし気を付けたいのは、働きやすさの基準は人それぞれだということ。

例えば教育の充実度は、離職率をはかる1つの指標ですが、「研修が少ない職場の方が、自分の時間を持てて良い」という人もいるでしょう。
ここで紹介した特徴が、全ての人に当てはまるとは限らないということです。

自分にとって働きやすく、長く続けられる職場を見つけるためには、あくまでも「自分が」転職先に求める条件の優先順位をはっきりさせることが大切です。
自分1人で考えていてもよく分からない方は、お気軽に『ナース人材バンク』にご相談ください!

転職のプロ・コンサルタントが、皆さんと一緒に「何を優先して職場を探せばいいのか?」を考え、客観的な立場からアドバイス。
その後、他でもないあなたにとって働きやすい職場をご提案し、内定までサポートします!

病院の求人を探す

ナース転職求人を知りたい方

こちらの記事もおすすめ