もっと詳しい職場情報
ご就業されている作業療法士へインタビュー(公式HPより)
・仕事内容について
個別訓練と小集団クラスでの療育を行なっています。遊びを通じて、作業療法を行うことがメインの仕事です。コミュニケーション力を向上させたり、ちょっと不得意な体の動き(おはし、はさみ、縄跳びなど)ができるように働きかけたり、「遊びを自分で考えてみる」など、作業療法士と楽しく遊ぶなかで、いろんなことを体験できるようにします。
特定の感触や刺激が好きだったり苦手だったりする、感覚に少し偏りのある子には、大好きな感覚はめいっぱい楽しめるように、苦手な感覚には少しでも挑戦できるように支援しています。また、得意なことが苦手なことをカバーできるようになればと支援することもあります。
・実際に働いてみて、いかがですか。
個別と集団では子どもたちの様子が全く違い、難しいと感じています。そのようなときは、クラスの先生たちと話し合い、共通認識をもつことを大事にしています。
クラスの先生たちのなかには、保育士や理学療法士、臨床心理士のほか、成人の障害施設で支援員を経験してきた先生もいます。子どもに対する多様な視点があっておもしろいです。自分では思いつかなかった新しいアイディアをもらえて、良い方向に向かうことがあるんです。他の作業療法士のスタッフにも相談し、アドバイスをもらうこともよくあります。
心がけていることは、子どもたちが少しでも生活しやすくなるようにサポートすること。達成感を味わい、成功体験を積み上げることが大切だと思っています。
・これからご入職を検討されている方へ
困ったことは、どんどん先輩職員に聞いてください。大変なことも難しいと思うこともいっぱいあると思います。そんなときは、いろんな先輩からそれぞれの視点でのアドバイスをもらい、いっぱい吸収してください。そのアドバイスをかわいい子どもたちに返してもらえたらと思います。