看護師として復職したい方必見! 不安を解消してくれる様々なサービスとは?

ライフステージの変化によって、看護師を一度はやめたけれど、再び看護師として働きたいと考えた時、気になるのが「ブランク」です。日進月歩と呼ばれる医療の現場において、ブランクがある自分が看護師として働けるのか、不安になってしまいますよね。

そこで今回は、看護師の復職について取り上げたいと思います。

1. 看護師として復職する際、ここが心配

結婚や出産などで、一度は離れた看護の現場。再び看護師として復職するにあたり、特にどんな点が心配となるのでしょうか? 復職時によくあげられる心配事について、考えてみます。

今の医療現場についていけるか

医療現場は、まさに日進月歩。日々新しいエビデンスが提示され、少し前まで当たり前のようにやっていたことが、今は禁忌となり、新しいやり方に変更となった、ということがよく見られます。

有名なものでいえば、昔は褥瘡を日光やドライヤーなどに充てることで乾燥させていましたが、今では逆に乾燥を防ぎ、湿度を保つ治療法が一般的になりました。

このように看護師として復職するにあたっては、年月が経つごとに変化している医療現場に対し、ブランクが長くなればなるほど知らないことが増えていくため、「看護師として復職しても、今の医療現場についていけるか」という心配が出てきます。

仕事や職場になじめるか

看護師の仕事は多忙であることがほとんどです。看護師の経験があるからこそ、一度やめた看護師に再び復職するにあたり、今の状態で仕事や職場になじむことができるかについて、不安に思う方が多くなっています。

復職する時、多くの方がそれまで勤めていたところとは違う職場を選びます。そのため、全く新しい職場での再出発となり、看護師そのものに対する不安の他にも、人間関係などがうまくいくかなど、「仕事や職場になじめるか」と心配が出てくるのです。

特に子どもが小さいなど、職場に理解が必要な環境である場合には、職場や同僚の理解が得られるか、という心配もあります。

患者さんと良好な関係が築けるか

看護師の仕事は、患者さんとの良好な関係が不可欠です。看護師の現場を離れた事で、再び働き始めるに際し、患者さんと良好な関係が築けるかどうか、不安に感じる方が多くいます。

看護師にとって、患者さんとの関係についてはどの世代でも悩みを持っていますが、特に復職を検討している方は、一度現場を離れたことで「ブランクがある看護師を患者さんは信頼してくれるだろうか」と、不安になってしまうのです。

2. 看護師の復職をサポートしてくれる様々なサービス

2015年10月より、看護師が離職した際は全国のナースバンクに登録し、離職後も看護職として切れ目のないキャリアが積めるよう、サポート体制がとられるようになりました。

この流れに伴い、今は復職したい看護師さんを対象に、公的なものから職場によるものまで、様々な復職に向けてのサービスがあるんです! そこで、復職を目指している看護師さんを対象としたサービスについて、ご紹介していきましょう!

都道府県毎の「復職支援」

看護師の求人を扱っている各都道府県の「ナースバンク」「看護協会」では、復職をしたい看護師さんを対象に、復職支援を行っています。

内容は、復職をサポートしている病院を一同に集め、合同説明会を開くという企画や、都道府県によっては、復職するにあたって不安に感じる医療技術や最新のエビデンスなどについてのセミナーを開催しているところもあります。

例えば東京都ナースバンクでは、東京都の委託を受け、看護師復職支援の他に、助産師の復職支援も行っています。受けられる研修も1日、5日、7日と3種類用意されており、東京都内の各病院に申し込むことでより実践的な研修や現地実習を受けることができます。

一方、千葉看護協会では、病院での実習はありませんが、週に2回、特に復職する看護師さんが不安に感じやすい吸引と採血の技術講習をそれぞれ行っています。

都道府県ごとに行っている復職支援を受けるためには、事前にナースバンクや看護協会に登録が必要なケースがほとんど。復職を考えている場合には、まず自分が居住している都道府県のナースバンクや看護協会がどのような復職支援を行っているかを調べてみるとよいでしょう。

病院毎に行っている復職サポート

各都道府県のナースバンクや看護協会が行っている復職支援の他にも、病院が独自に復職サポートを行っている場合があります。

内容は病院によって違いますが、中には医療技術などの研修ができたり、実際の病棟に配属され、病棟の看護師さんの元、実践的な実習を体験できるといったサポートを行っている病院もあります。

これらの復職サポートを実施している病院の多くは、復職した看護師さんに対して、就職後も手厚くサポートをしている傾向にあります。復職先を選ぶ際には、こういったサポートを積極的に行っている病院を選ぶというのも一つの手段といえます。

子育て中の方も安心! 託児サービス付きの研修も

復職を検討している方の中には、まだ小さい子供がいる、保育園を探しているけれど、求職中のためになかなか預けることができない、という方もいらっしゃるかと思います。そのような方にお勧めなのが、託児サービス付きの研修です。

復職支援の中には、託児サービスがセットになったものがあり、小さい子供がいる方も安心して研修を受けることができます。託児サービスは有料のケースもありますが、一時保育などを利用する場合よりも安価に利用することができます。

託児サービスを利用する際は、事前に予約が必要なことが多いので、早めに連絡を取ることをお勧めします。

3. 看護師として復職先を探すには

復職支援によって研修やセミナーを受けることで不安を解消させることができたら、いよいよ次に行うのは、「復職先の決定」です。では復職を検討している看護師さんは、どういった方法で復職先を探すのがベストなのでしょうか?

全国のナースバンクで求人を探す

各都道府県に設置されている「ナースバンク」。ここはいわゆる看護師専門のハローワークです。

全国のハローワークでも看護師の求人を探すことは可能なのですが、ハローワークは看護師以外にも様々な職種の仕事を取り扱っているため、看護師だけの求人を探すにはやりにくさを感じる人もいます。

一方、各都道府県のナースバンクでは、看護師に特化した求人のみを扱っているため、多くの求人から自分にあった仕事を探やすいでしょう。

子育て中、充実した研修…より自分に合った復職先を探すなら

全国のナースバンクで仕事を探すことも可能なのですが、掲載されている情報は限られているため、自分の知りたい情報が求人票に掲載されておらず、実際に就職してから「こんなはずじゃなかった」となってしまうケースも少なくありません。

そこでお勧めしたいのが、「転職サイトを利用して、復職先を探す」ことです。転職サイトでは、子育て中のため時短で働きたい、ブランクが長いため、研修が充実した職場で働きたいなどといった、あなたの希望にあった職場を、あなたに代わって探してくれます。

また、復職にあたっては履歴書の書き方、面接での質問事項など、不安に感じやすいポイントについて、相談に乗ってくれて、より実践的なアドバイスもしてもらえるんです!
より良い復職先に巡り合うために、転職サイトはぜひおすすめです!

4. 復職を支援する様々なサービスを利用して、看護師として再スタート!

一度看護の現場から離れてしまうと、今の医療現場についていくことができるのか、新しい職場になじめるか、不安はたくさんあると思います。しかし、今は自治体や病院の復職支援サービスもあり、再出発しやすい環境になってきています。

復職先について、情報を豊富に持つ転職サイトもありますので、さまざまなサービスを利用して、ぜひまた看護師としてご活躍ください。

この記事を書いた人:りこママ
看護師、地方糖尿病療養指導士の資格を生かし、2014年よりライター業を開始。
看護系以外にも経験を活かし、育児、病気、介護など、幅広い分野の執筆を手掛けている。
ライター業の傍ら、0歳と1歳の年子、犬二匹、夫(医療従事者)1人の世話にも追われる日々。

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