辛いモノを食べ過ぎると胃潰瘍になるって本当?

胃潰瘍の話題では、香辛料はいつも悪者……

辛いものを食べ過ぎると胃潰瘍になる、と聞いたことはありませんか?

(Wikiメディアより引用)
数十年間にわたって、辛いものや酸味の強いものをたくさん食べることは
胃潰瘍につながると信じられていて、胃潰瘍にかかった人たちは、
刺激物を避けるような食生活を指導されてきました。
けれども、これで症状が劇的に改善したという話もあまり聞かれないものです。

No!悪化させても原因にはならない

1980年代の初めに、香辛料や酸味の強い食べ物は、
胃潰瘍を悪化させることはあるけれども
原因そのものにはならないことが発見されました。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸のデリケートな粘膜に
傷がつくことで起こります。

胃潰瘍は強い痛みを伴いますし、
胃けいれん、吐き気、体重減少などといった状態をも引き起こします。

辛いものが原因でないなら、いったい何が原因か?

その答えが最近知られてきた、ヘリコバクター・ピロリ菌です。
この菌が胃や十二指腸に住み着くと、酵素を出してその部分の粘膜を破壊します。

どういうきっかけで、ピロリ菌の保菌者になるかという点については、
まだ解明されていない部分が多いのです。

幸いにして、ピロリ菌には治療法が確立されています。
大体2週間程度、抗生物質とプロトンポンプ阻害薬というタイプの薬を飲むことで、
ピロリ菌を退治できるのです。
ただ、ピロリ菌に対しては、何種類かの抗生物質を組み合わせて
使う必要があるとされています。

というわけで、胃潰瘍の原因は、辛いものではなくピロリ菌と解釈されています。
辛い物好きで、胃潰瘍に悩んでいる人は、一度ピロリ菌の検査を受け、
必要な治療を受けることで、思う存分好きなものを食べることが出来るようになりそうです。

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出典:QLifePro医療ニュース
http://www.qlifepro.com/
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