華やかなイメージの裏側は?美容系クリニックの実態

軽い気持ちでは働けない?

美容系クリニックと聞いて、華やかな世界をイメージする人は多いことでしょう。
また、「日勤のみで、命に関わる処置をしないから楽そう」といった印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし、ポジティブなイメージの裏側には、少なからずハードな現実が潜んでいます。
知らずに入職すると、思わぬギャップに苦しむ可能性も。

ここでは、美容系クリニックの知られざる実態を、3つの側面から詳しく解説します。

美容系クリニックの実態

選考が厳しく、本気の人しか内定できない

美容系クリニックは、病院や施設などと比べて、選考が厳しい所が多いようです。
二次面接まで実施する職場もあり、人柄や仕事への意欲などをじっくり見られます。

肌の綺麗さや清潔感、若さといった外見的要素が選考基準に含まれる場合も。ただ、綺麗に見せたいがあまり化粧を濃くすると、「清潔感がない」と印象を損ねる可能性があるため、ほどほどが肝心です。

面接では、

  • 「数ある美容クリニックの中から、なぜ当院を選んだのか」
  • 「入職して、自分には向いていないと思ったらどうしますか?」

など、事前に回答を想定しておかなければ答えられないような質問が、ズバズバ飛んできます。

「何となく美容系で働きたい」といった軽い気持ちの人は、回答から意欲の低さを見透かされてしまうでしょう。美容クリニックでの勤務を本気で望んでいる人こそが、厳しい選考を突破できるのです。

サービス業的側面が強く、接遇重視&利益重視

美容系クリニックでは、来院する人を患者さんではなくお客様として扱います。

お客様自身も、丁寧な接客や高度な技術を期待して来院するため、看護師が不手際を起こした場合、名指しでクレームをつける人もいるとか。クレーム対応に追われて、残業が発生することもあるようです。

このように、サービス業的な側面が強いため、看護師の接遇はとても重視されます。
当然、面接でも応募者の様子は厳しくチェックされており、面接後、電話で話していたところをクリニックのスタッフに聞かれ、「言葉遣いが悪かった」という理由で不採用になったケースも。

また、看護師に営業ノルマが課せられるケースもあります。ノルマ内容は職場によって様々。
「新規契約を○件取る」「化粧品などの売上○万円以上」などが、一般的なようです。

勤務条件は魅力的でも、こうした臨床現場とのギャップが辛くなる方は、少なくありません。

スキル不足とみなされ、転職先探しに苦労するかも

美容クリニックでは、医療機器の操作や胃ろう、褥瘡の管理といった医療行為を行いません。

そのため、美容系クリニックでの経験が長い人はスキル不足とみなされ、病院や施設への転職が難しい場合があるようです。

病院がダメならば、と美容系のクリニックの中で転職先を探す人もいるようですが、30代後半~40代以降の看護師の場合、年齢的に敬遠されることが少なくありません。

スキル不足で病院はNG、年齢的に美容系クリニックもアウトとなれば、なかなか転職先が見つからず苦労する可能性も。

美容系クリニックのやりがい

ここまで、美容系クリニックのやや厳しい面を紹介してきましたが、もちろん、美容系クリニックならではの魅力もあります。

オシャレで洗練された職場が多く、バタバタと走り回ることもなく、快適に働けます。
また、美容技術を格安で受けられたり、美意識や美容の知識も高めていけるため、働いているうちにどんどん綺麗になる人が多いそうです。

そして何より、外見的な悩みを抱えたお客様に喜ばれることは、美容系クリニックならではのやりがい。
「美容外科・美容皮膚科は、外見を治すのでなく、心を治している」とも言います。
お客様の綺麗になりたい気持ちを本気で応援できる人にとっては、最高の職場と言えるでしょう。

今回ご紹介したメリット・デメリットを両方踏まえて、職場選びの参考にして頂ければ幸いです!


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