日医・横倉会長、准看護師の重要性を強調

地域医療における役割、養成制度必要と強調

15日、日本医師会(日医)が開催した「都道府県医師会医療関係者担当理事連絡協議会」において、会長の横倉義武氏が冒頭のあいさつで、地域医療の中で准看護師が果たす役割は重要と強調し、従来の養成制度も必要との考えを明らかにした。

准看護師の養成については、神奈川県が今年4月の入学生を最後に県立衛生看護専門学校の募集を停止するほか、民間の養成施設についても、2015年4月を最後の募集とし、停止させる方針を打ち出していた。
同県では、国の平成8年に出された調査検討会報告書などを根拠に挙げ、できるだけ早く准看護師養成を停止して、看護師養成へ移行していくことが必要と判断したとしている。

看護職員不足改善のためにも安定的養成を求める

横倉会長は、医療現場における看護職員不足が改善されないことを「由々しき事態」であるとし、この問題を根本的に解決するためにも、看護師・准看護師の安定的養成が不可欠であり、今後も医師会立の養成施設の運営を強く支援する方針であるとした。

さらに准看護師については、看護師とともに重要な役割を果たしており、とりわけ地域医療に密着した診療所や中小病院、精神科病院、介護施設等では、なくてはならない存在となっていると、その重要性を強調した。

また、このあいさつのなかで横倉会長は、TPP交渉の参加についても触れ、国益に反すると判断された場合には、速やかに交渉から撤退するという選択肢をもって臨むよう求めていくとし、日医が挙げるTPP交渉参加条件の国民皆保険制度の堅持の主張をあらためて確認した。

(株式会社エスタイル)


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