院長をご紹介します!
<理事長兼院長あいさつ>
「透析医療において患者さんの活力を最大に高めるための医療を追求し実践」
私が透析療法に関わったのは、祖父の透析治療開始をきっかけでした。1970年代当時、大分県には佐伯の南海病院しか人工透析装置がなく、社会保障制度も現在のように充実していない時代。祖父を含め、腎不全患者にとって大変厳しい医療環境でした。
1977年、父であり前理事長の松山家昌が「松山医院」を開業し、祖父の治療を行なう環境が整いました。
2007年には父から院長を継承し、「松山医院大分腎臓内科」に新規改名移転。生活習慣病及び慢性腎臓病患者さんの早期発見から透析管理までの総合腎臓内科管理ができる医療機関を目指して立ち上げました。
慢性腎臓病保存期の管理では食事を中心とした日常生活管理が必要不可欠と考え、定期治療薬の内服状況を確認するとともに、看護師・管理栄養士による食事や生活指導を行ない、末期腎臓病への進行抑制管理を行なっています。
血液浄化方法については、保険適用を駆使した治療が行なえる体制を整え、透析治療は日常生活の一部として捉えて治療空間を居住空間と同様の快適さを目指し、日々スタッフと共に取り組んでおります。市民の方々の慢性腎臓病の早期発見に繋げるため、米国腎臓財団と連携しIKEAJ-KEEP検診実施施設となりました。
慢性腎臓病対策と透析医療は日進月歩であり、関連する各分野において今日も新たな研究がなされています。日本は、透析医療の世界最先進国と言われていますが、合併症対策は不十分であり、さらなるQOL向上を目指した透析管理を追求していかなければなりません。当院は、生活習慣病と慢性腎臓病の総合管理、透析医療において患者さんの活力を最大に高めるための医療を追求し実践していきます。