看護師転職の試用期間とは?メリット・デメリットを解説

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看護師転職の試用期間って誰のためのもの?

面接の短い時間で、なかなか個人の能力や適性を見極めることはむずかしいもの。
そこで、雇用する側・雇用される側双方のために「試用期間」があります。
看護師が働く職場でも多く実施されています。今回は、この「試用期間」について考えてみましょう。

「試用期間」とは?

「試用期間」は、雇用側と労働者側が互いを見極める期間として設けられているものです。期間は雇用側が自由に設定できるので、1ヶ月~6ヶ月と幅があります。もし、この決められた期間内での勤務態度や能力、スキルなどが、長期勤務するのにふさわしければ、本採用に至ります。

反対に、雇用側が不適正と判断すれば、試用期間が終了した後は、継続して働くことはできません。また、もし労働者側で何か継続勤務がむずかしい要素があれば、試用期間終了後に自分から辞退することもできます。

「試用期間」のメリット・デメリット

試用期間の一番のメリットは、働く側にとって、職場のマッチングが実践で確認できるところにあります。特に、長期勤務を希望している看護師にとっては、病院やクリニック選びには十分な注意を払うでしょう。パッと見て気に入ったという勤務先でも、実際に働いてみたら、何かしら合わないところが出てくるかもしれません。そんなときも、試用期間が設けられていれば、期間終了後に一度区切りをつけることができます。通常なら退職の意思はなかなか示しにくいですが、試用期間終了後であれば切り出しやすいというのも、大きなメリットです。

一方、試用期間にはデメリットもあります。それは、条件面が正規雇用時よりも劣る場合があることです。試用期間中は、長期継続勤務を約束されておらず、給与も通常よりも低いため、どうしても不安定な立場になります。

試用期間中は、辞めさせられやすい?

試用期間中は、開始から14日以内であれば即時解雇が認められています。よって、通常よりは辞めさせられやすいといえるかもしれません。しかし、通常はよほどのことがない限り、簡単に解雇になることはないでしょう。試用期間は、そもそも長期雇用を前提としている制度であるため、いわゆる「首を切りやすい」雇用形態というわけではありません。

また、試用期間だからといって、自分から途中で自由に辞められるというわけではありませんので、誤解しないようにしましょう。

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