下野市は栃木県南部にある町です。JR宇都宮線と国道4号線が南北に走り、北は宇都宮市、南は小山市に隣接します。平成18年に国分寺町、石橋町、南河内町が合併してできた町で、旧国分寺町周辺は8世紀に下野国分寺・国分尼寺が建立された歴史ある場所です。地勢的には2つの河川、鬼怒川と思川に挟まれた平野部に位置します。この地域は水はけの良い関東ローム層が広がることから、下野市の主な産業は農業。米麦、一般的な野菜に始まり、県を代表するイチゴの生産が盛んです。中でも特産品に位置づけられるかんぴょうは、近年では全国一位以外の記録を探すのが難しいほど生産が盛んな農産加工品になっています。医療に関しては、
石橋総合病院、自治医科大学付属病院、
小金井中央病院、
医療法人社団 心救会 小山富士見台病院と大きな病院が複数あるため非常に良い環境にあるといえます。中でも特筆すべきは自治医科大学の存在です。医学部だけでなく、看護学部の延長に博士課程が設置されています。博士の学位を持った看護師さんがここから巣立つわけです。