看護師の退職挨拶はこれで決まり!例文や当日やるべきことを紹介

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退職挨拶では、お世話になった上司や同僚へ感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。

しかし、看護師の職場は忙しく、なかなか時間が取れないこともあるため、「どんな言葉を選べばよいのか」「どのタイミングで挨拶すべきか」など、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、看護師の退職挨拶に使える例文や、退職当日にやるべきことをわかりやすく紹介します。

上手な挨拶で円満な退職を迎えるために、ぜひ参考にしてください。

退職挨拶に使える例文

まずは、看護師の退職挨拶でそのまま使える例文を、ケース別に紹介します。

上司(院長・看護部長・看護師長)への挨拶例

【例文】

忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
私事ではございますが、この度、一身上の都合により退職することとなりました。
新人の頃から多くのことをご指導いただき、心より感謝しております。

特に、〇〇さんの患者様への接し方からコミュニケーションの大切さを学び、私も患者様に寄り添う看護を心がけるようになりました。

これまでの経験を活かして、これからも成長を続けていきたいと思います。

〇〇さんの今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

上司への退職挨拶では、以下の点を意識しましょう。

  • 感謝の気持ちを具体的に伝える
  • 学んだことや影響を受けたことを述べる
  • 今後の意気込みを伝える
  • 最後に健康や活躍を祈る一言を添える

上司への退職挨拶では、感謝の気持ちと学んだことを具体的に伝えることが大切です。

これまでの指導へのお礼を述べ、前向きな姿勢を示すことで、良い印象を残せます。

同僚(所属部署・関連部署)への挨拶例

【例文】

〇〇さん、お疲れ様です。
私事ですが、この度、一身上の都合で退職することとなりました。

これまで〇〇さんと一緒に働くことができて、本当に楽しかったです。
初めての夜勤のとき、〇〇さんが一緒にいてくれて心強かったこと、今でも覚えています。

忙しい時期に支え合いながら頑張った日々は、大切な思い出です。
色々と助けていただき、本当にありがとうございました。

今後も、ここでの経験を活かして、看護師として頑張っていきます。

〇〇さんも健康に気をつけて頑張ってください。
またお会いできる機会があれば嬉しいです。

本当にありがとうございました。

同僚への退職挨拶では、「共に働けたことへの感謝」を中心に伝えましょう。

  • 一緒に頑張ったエピソードを加える
  • 仕事で支えられたことや学んだことを伝える
  • 今後の活躍を願う言葉を添える

「退職理由」や「新しい職場」について詳しく伝える必要はありません。

ネガティブな内容や職場への不満は避け、前向きな言葉で締めくくる方が、お互いに良い印象を残せます。

朝礼やミーティングでの挨拶例

【例文】

おはようございます。
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
私事ではございますが、一身上の都合により、本日をもちまして退職することとなりました。

〇年間、皆様と共に働き、多くのことを学ぶことができました。
至らない点も多々ありましたが、いつも温かく支えてくださり、心から感謝しております。

今後も、ここでの経験を胸に刻みながら、看護師として努力してまいります。

なお、私が担当していた業務は〇〇さんに引継ぎいたしましたので、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、皆様のご健康と、今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

朝礼やミーティングでの退職挨拶は、「簡潔かつ前向きな内容」を意識しましょう。

  • 1分程度で収まる長さにする
  • 病棟やスタッフ全員に向けた感謝を述べる
  • 業務の引継ぎに触れる
  • ポジティブな言葉で締めくくる

業務開始前の忙しい時間帯なので、感謝の気持ちを簡潔にまとめ、1分程度で伝えるのがポイントです。退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。

スタッフが気持ちよく1日をスタートできるよう、前向きな雰囲気の退職挨拶になるよう意識しましょう。

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退職挨拶はメールでもOK?

退職挨拶はできるだけ対面で行うのが理想ですが、シフトの都合や退職日が勤務日と重ならないなどの理由で難しい場合には、メールで伝えても問題ありません。

メールでの退職挨拶は、相手に対して失礼にならないよう、マナーを意識した文面にすることが大切です。

続いては、退職挨拶のメールで使える例文を紹介します。

退職挨拶のメール例文

【例文】

件名:退職のご挨拶(フルネーム)

本文:
○○病棟の皆様

お疲れ様です。
私事ではございますが、この度、一身上の都合により、〇月〇日をもちまして退職することとなりました。

本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールでのご連絡となりますことをお許しください。

在職中は、皆様から多大なるご指導と励ましをいただき、大変お世話になりました。
特に、〇〇の業務では、皆様と力を合わせて乗り越えた経験が、私にとって貴重な学びとなりました。

この病棟での経験を胸に、今後も看護師として成長していきたいと思います。

皆様のご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。

〇〇年〇月〇日
フルネーム

メールでの退職挨拶は、簡潔かつ丁寧にまとめることが重要です。以下のポイントを意識して書きましょう。

  • 件名は「退職のご挨拶(フルネーム)」
  • 退職日を記載する
  • 直接挨拶ができないことを詫びる
  • 感謝の気持ちを伝える
  • 結びの挨拶を丁寧に添える

受信者が一目見てわかりやすいよう、メールの件名には退職挨拶である旨を記載します。

メールを一斉送信する場合には、メールアドレスが開示されないよう、各送信先をBCCに設定しましょう。

職場にメールツールがない場合や、特定の相手に感謝の気持ちを伝えたい場合は、手紙での挨拶もおすすめです。

【手紙の例文】

拝啓
晩秋の候、皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
私事ではございますが、この度、一身上の都合により、〇月〇日をもちまして退職することとなりました。

〇年間、大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

特に、〇〇の業務では、皆様と支え合いながら働けたことが、私の成長につながりました。

これまでの経験を糧に、今後も精進してまいります。

末筆ながら、皆様のご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。

敬具

〇〇年〇月〇日
フルネーム

「退職日と勤務日が合わない」などの理由で直接渡せない場合は、スタッフの共有スペースに手紙を置いておくという方法もあります。

ただし、他の人の目に触れる可能性があるため、個人的なメッセージを書く場合は、封筒に入れて「〇〇さんへ」と表記しておくとよいでしょう。

退職日(最終出勤日)当日にやるべきこと

退職日(最終出勤日)は、職場の人々に感謝の気持ちを伝え、円満に退職を迎えるための大切な日です。

スムーズに退職できるよう、事前に準備をしたうえで行動しましょう。

ここからは、退職日(最終出勤日)の当日にやるべきことを紹介します。

上司への退職挨拶

退職日当日は少し早めに出勤し、まずは直属の上司に挨拶をしましょう。

これまでの指導への感謝を述べ、今後の成長への意気込みを伝えるなど、前向きな退職挨拶になるよう心がけましょう。

ただし、シフト制の職場の場合、退職日(最終出社日)当日に上司が不在の可能性もあります。

事前に勤務表を確認し、確実に挨拶できるタイミングを把握しておくのがポイントです。

朝礼・ミーティングで退職挨拶

上司に挨拶ができたら、同僚には朝礼やミーティングの場で退職挨拶を行います。

長すぎる挨拶は業務の妨げになるため、先ほど紹介した例文を参考に、短くても誠意が伝わる挨拶を考えておくのがおすすめです。

業務の最終チェックと引継ぎ

業務の引継ぎは、できるだけ退職日前に完了させておくのが理想です。

退職日当日には、担当業務に未完了のタスクがないかを再確認し、残った仕事は後任者に詳細を伝えて、スムーズに引き継ぎができるよう配慮しましょう。

同僚への退職挨拶

お世話になった同僚や他部署のスタッフへは、業務終了後に時間をとって挨拶回りをします。

感謝の気持ちを直接伝えることで、良好な関係を築いたまま円満に退職できるでしょう。

「お世話になりました」「またどこかでお会いできることを楽しみにしています」など、前向きな言葉で締めくくると、相手にも良い印象を残せます。

貸与品の返却・私物の整理

退職日には、職場からの貸与品を速やかに返却できるよう準備しておきましょう。

事前にリストアップして確認しておくとスムーズです。

  • 制服やエプロン
  • IDカード・名札
  • ロッカーの鍵
  • 病棟や施設で使用していた資料

また、ロッカーやデスクに残った私物は事前に整理をして、忘れ物がないように持ち帰ってください。

関連記事:退職交渉の進め方・円満退職のポイントについて

看護師の退職挨拶に関してよくある疑問

最後に、看護師の退職挨拶に関するよくある疑問について解説します。

わからないことや、不安なことがある方は、事前に確認しておきましょう。

退職挨拶で「退職理由」は伝えるべき?

退職の挨拶をする際、具体的な退職理由を述べる必要はありません。

「一身上の都合で退職いたします」と簡潔に伝えるのが一般的です。

特に、職場環境や人間関係への不満を理由とする場合は、正直に伝えると相手に不快な思いをさせる可能性があります。

「転職先が決まっている」「キャリアアップのために退職する」といった理由でも、伝え方によってはネガティブに受け取られることもあるでしょう。

円満に退職するためにも余計なことは伝えず、「一身上の都合で」とシンプルに伝えるのがベストです。

退職日(最終出勤日)には「菓子折り」を用意するべき?

退職日に菓子折りを用意するべきかどうかは、職場の慣習や文化によって異なります。

必須ではありませんが、過去に先輩や同僚が退職時に菓子折りを用意していた場合、自分も用意しておくほうが良いでしょう。

以下は、退職日(最終出社日)当日に菓子折りを渡す際のポイントです。

  • 個別包装されたお菓子を選ぶ
  • 休憩室などに「これまでありがとうございました」とメモを添えて置いておく
  • シフトの関係で会えないスタッフの分も考えて用意する
  • 賞味期限に余裕のあるものを選ぶ

お菓子を直接手渡す場合には、勤務終了後に退職挨拶をするタイミングで配るのがおすすめです。

退職日(最終出勤日)が「夜勤」の場合はどうする?

退職日のシフトが夜勤の場合、退職挨拶をするタイミングは、以下の通りです。

  • 「夜勤入り」の前に、日勤の上司や同僚へ挨拶をする
  • 「夜勤明け」の後、帰宅前に夜勤スタッフへ感謝を伝える
  • 会えない人には、手紙やメールで挨拶する

日勤スタッフと顔を合わせる機会が少ないため、前日までに退職挨拶を済ませるか、メール・手紙を活用すると良いでしょう。

特にお世話になった上司や先輩には、事前にシフトを確認し、直接挨拶できるタイミングを確保することが大切です。

退職挨拶で感謝の気持ちを伝えよう

退職挨拶は、これまでお世話になった上司や同僚へ感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

心を込めた挨拶を行うことで、円満な退職につながります。

今回紹介した退職挨拶の例文も参考に、具体的なエピソードや経験、職場で得た学びを思い返しながら、挨拶文を考えてみてはいかがでしょうか。

退職は、看護師としての新たなスタートの第一歩です。

これまでの経験に感謝し、前向きな気持ちで次のステージへ進むためにも、「この職場で働けてよかった」と思えるような、素敵な退職の日を迎えてください。

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