育児と仕事の両立を目指して入職
中村真由美さん
- 【所属・役職】コミュニティーケア高草・師長
- 【看護キャリア】30年
- 【法人歴】26年(甲賀病院20年、コミュニティーケア高草6年)
- 【勤務形態】常勤
- 看護師だけでなくケアマネジャーの資格も生かしながら活躍中
Q 以前は法人内の甲賀病院にお勤めだったとうかがいました
もともと市立病院で働いていたのですが、2人目の子どもができたとき、子育てをしながら働ける病院を探して甲賀病院に入職しました。子どもがちいさいうちは外来にいて、ある程度、手を離れてから病棟に異動しました。当法人は理事長先生が女性なんです。育児を経験されていらっしゃるから、法人全体で子育てしやすい文化が根づいているんです。ですから当施設でも、お子さんが急に熱を出したときなどはお休みが取れるよう体制を整えています。希望休も通りやすいですよ。多い人は4、5日希望を出しています。ライフステージに合わせて勤務形態や所属の相談が出来るのも有難いですね。
Q 病院と施設での働き方の違いを教えてください
急性期の病院では「患者さんの疾患を治す」ことに集中して、投薬などの治療を行います。私たち看護師は、点滴やチューブの管理をする感じでした。対して施設では「どうすれば利用者さんが自立して生活できるか」を考えてケアしています。利用者さんを寝たきりにさせないように、ベッドから起こして生活リズムを作ってあげる。自宅と同じ感覚で生活してもらう――ゆくゆくは在宅復帰を目指して生活を支えるというのが、病院との大きな違いだと思います。
Q どのようなやりがいがありますか?
寝たきりだった方が身体を起こしてあげることで座れるようになったり、座ってばかりいた人が歩けるようになったり、私たちがお手伝いをしたことで、利用者さんの生活の質が上がっていくのは嬉しいです。生活のレベルが上がると、ご家族も安心してお家に連れて帰れますしね。そうやってどんどん良くなる利用者さんの姿を見られたときや、利用者さんに「あなたがいてくれて助かるよ」といった感謝の気持ちや言葉をもらえたときにやりがいを感じます。
ある1日
6:00 | 起床、朝食準備 |
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6:30 | 朝食 |
7:40 | 出勤 |
8:15 | 施設に到着 |
8:30 | 朝礼 |
8:40 | 申し送り |
9:00 | オムツ交換、処置介助 |
10:00 | 利用者受診付き添い |
11:30 | 昼休み |
12:30 | 昼食介助 |
13:00 | オムツ介助 |
15:30 | ケアカンファレンス |
16:30 | 申し送り |
17:00 | 夕食早食介助 |
17:30 | 終業 |
19:00 | 夕食 |
21:00 | テレビ鑑賞 |
23:00 | 就寝 |
先輩ナースの声一覧
中村真由美さん(コミュニティーケア高草) 育児と仕事の両立を目指して入職 |
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八木智恵子さん(コミュニティーケア吉田) 和気あいあいとした雰囲気をたいせつに働く |
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久米小百合さん(コミュニティーケア吉田) 急性期の総合病院から転職、コミュニティーケア吉田のオープニングスタッフに |
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