院長をご紹介します!
《病院長:笠置 康様》
・曾祖父が1889年に開業し、祖父、父と続く同病院の4代目院長として就任。地域医療の中心を担う病院として早期発見・早期治療・早期離床を掲げ、胸部心臓血管外科、救命救急に長年携わる。なかでも漏斗胸の治療に尽力。代表的な術式であるNuss(ナス)法をさらに進化させ、手術が難しいとされる大人の漏斗胸治療を確立した。
・「地域医療のことだけを考えよう。」その思いから社会医療法人化を決断
当院は、1889年に開業し、132年にわたり松山市で市民のみなさまに親しまれて参りました。
僕自身、曽祖父の代から続くこの病院を継ぐために松山に戻ってきたのですが、病院の場所や育ってきた町の姿、医療の現場の様子は随分変わっても、やっていることの根底は変わりません。経営や後継者を考えるより、地域医療のことだけ考えようと、僕の代で社会医療法人という選択に至りました。
理想は、一人の医師が、一人の患者をずっと診続ける医療。
そのためには、最新の治療を行うための設備と、知識を積極的に取り入れ、それらを現場で活かせる人づくりが最も重要だと考えています。イーラーニングによる技術や専門知識の習得システムや、先輩と後輩がペアを組んで働くプリセプター制度など、医療の道を歩み始めたばかりの人でも安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。
当院で働く医師や看護師一人ひとりが、患者一人ひとりの人生に寄り添い続ける伴走者となれるように。私は、そんな若き医療人たちの背中を押せる存在でありたいと思います。