【新人看護師の必需品】駆血帯・バインダーなど11選

看護師として働く時に、自分用のものを持っていると便利だなというアイテムがあります。新人看護師の方は、これから入職するというときに何が必要かわからないかもしれませんが、どの診療科や仕事でも看護師として持っておくと便利な必需品を紹介していきます!

1. 最低でも持っていたほうがいい絶対必需品のもの

どの看護師も必ず持っているという必需品について4つ紹介します。

ボールペン(3色以上)

まずは、看護師として働く上で必要なのはボールペンです。特に3色以上あるものがベスト。なぜなら、病院によっては日勤は黒色か青色、夜勤は赤色のボールペンでカルテを記入する、ダブルチェックするなどと文字色を決めているところもあるからです。

電子カルテだと頻度は減るかもしれませんが、紙カルテの場合には、看護記録をその勤務帯の決められた色で記入することもあります。

また、自分の受け持ちの患者情報などをワークシートに記入するときにも、重要なことは赤、青と色を変えるとわかりやすいなど使用方法は多岐に渡ります。

病棟などには医療機器メーカーからもらったボールペンがたくさん置いてあることも多いですが、普段からよく使うものなので、自分の好きなメーカーのボールペンを持っておくとモチベーションが上がります。

小児科はボールペンについているキャラクターもので子どもの気を引くことができるので、実は持っておくと便利です。

余談としてボールペンの他に持っておくと便利な筆記具は、油性マジックです。点滴ボトルの減り具合をチェックするときや点滴挿入時に日付を記入するなど、実は使う機会があります。しかし、病棟にもいくつかあるので必需品ではありませんが、持っているとすぐに使えて便利です。

メモ帳

新人やブランク明けで入職する場合には、仕事を覚えることがたくさんあります。看護技術などだけではなく、電子カルテや書類関係などの事務的なことまで覚えなくてはいけません。そんなときに、ちょっとメモをとる、振り返るのにすぐ使えるメモ帳を持っておくのです。

これは学生時代からも経験があると思います。また、仕事をしているときにも、電話の受け答えの際や、ちょっとしたことを医師やリーダーに伝えたいときにメモ帳に書いて手渡しするということもあります。手のひらサイズでポケットにしまえるものを一つ持っておくと便利でしょう。

印鑑(大小あるもの)

学生の時に卒業記念として印鑑をもらうこともありますが、印鑑はかなり使う頻度が高いものです。

ダブルチェックをした際の捺印から点滴や内服実施した人の実施印など使うタイミングはさまざま。それらをすべて手書きでサインしていると、かなり苦痛に感じます。印鑑がある方がすぐにサインできるので絶対に便利なこと間違いなしです。

なかでも普通の印鑑サイズのものと、小さい印鑑サイズのチェック表などもあります。そのためには、大小のものが両面についているタイプで、キャップがボタンで開け閉めできるタイプがおすすめです。

実はポンと取れるキャップでは、ポケットの中でとれてしまいポケットが汚れてしまうことや、なくしてしまう人も多いからです。看護師系の通販サイトなどで多く取り扱っているので、早めに準備しておくことをおすすめします。

医療用ハサミ

テープや包帯を切る、使用済み点滴内の薬液を破棄するときなどちょっとした作業で使うことが多いハサミ。特に医療用ハサミで先が丸くなっているものや、ガードがついているものであれば、ハサミの先で怪我することはなくなります。

病棟にも医療用ハサミが置いてあることはありますが、数に限りがあるので、持ち歩いて使用するのは難しいかもしれません。そのため、自分用のものを持っておくとすぐに使用できて便利です。

2. できれば自分用があると便利なもの

必須ではないものの、あると必ず役に立つものがありますので、7点ほど紹介します。

聴診器

学生時代に多くの人は購入しているであろう聴診器。新人の頃は学生時代のものをそのまま使用している人も多いですし、気持ち新たに買い替える人もいます。なるべくなら自分用の聴診器は持っていたほうがいいでしょう。

病棟にも自由に使用できる聴診器がありますが、不特定多数の人が使用したものなので、生理的にちょっと…と思うこともあります。自分用のものがあればそのような心配はいりません。自分の好きな色や可愛いキャラクターものを選ぶなどすると、モチベーションも上がります。

ペンライト

ペンライトは診療科によってはそれほど使わないところもあります。(ICUや救外、脳外科などは瞳孔チェックが多いので必要)そのため、病棟にあるものを使用するということでなんとかなる場合もあります。

しかし、病棟のものは電池切れだったり、壊れていることがあるため、急性期の病棟などであれば自分用を買っておいた方が安心です。

また、夜勤中に手元を照らすライトとしての役割を持っているものもあるので、首から下げるタイプやポケットに引っかけられるものがおすすめです。

電卓

こちらも診療科によって差があるかもしれません、インアウトをこまめにチェックするところや細かい計算が多いところでは、マイ電卓を持っているとすぐに計算して対応することができます。最近では手のひらサイズのものなど持ち運びしやすいものも多いのです。

時計

呼吸数や脈拍測定だけでなく、瞬時に時間を把握するために時計は使う頻度が高いです。しかし、多くの病院ではナースステーションや病室ごとに時計が設置されているので、なくてもそこまで困ることはありません。

しかし、秒針付きの時計でないとバイタル測定には適していないので、自分用の腕時計を持っておくと便利です。

バインダー

患者情報を記録したワークシートなどを活用し、そこにバイタル測定の値や観察項目のメモをすることがあります。最近では電子カルテを持ち歩いてその場で記録することもありますが、それでも申し送り時にメモを見て確認します。

ワークシートに記入しやすいようにバインダーを使用しているところも多いです。病棟に看護師用のものが置いてあることもありますが、自分用のバインダーがあれば、昨日使用していたワークシートなどをそのまま活用することもできるため、情報収集の短縮になったりと効率的になります。

私は自分用のバインダーの裏には、好きな言葉が入ったものやキャラクターシールなどを貼っていました。ちょっとしたことですが、ふとしたときにバインダーの裏を見ると落ち着くことがあります。

駆血帯

病棟によってはおいてある駆血帯がゴム製のチューブだけということがあります。ゴム製チューブは手袋に絡まったりと使いづらさを感じる人も多いはず。

駆血帯の種類によってはクリップタイプやバンドタイプなどさまざまあるため、採血や点滴挿入のストレスを緩和させるために自分用の駆血帯を買う人もいます。私はクリップタイプのものを買って使用していましたが、片手で簡単に外せるためスムーズに処置をすることができ、とても活躍していました。

ポケット整理グッズ

看護師であるあるなのが、ボールペンが出しっぱなし、油性マジックのキャップが外れてポケットが汚れてしまうということです。看護師のポケットにはこれまで紹介してきた必需品が詰まっているため、ごちゃごちゃしています。

ポケット整理グッズは、道具をきれいにまとめることができ、ポケットの汚れ防止、新しいユニフォームに着替えるときに道具の移動がしやすいなどの利点が挙げられます。最近ではポシェットタイプのものもあるので、道具が多い場合にはそちらを活用するのもおすすめです。

3. 自分にとって使いやすい必需品を揃えると、仕事もスムーズに行うことができます

いかがでしたか? 以上が看護師に必要な持ち物になります。新しく入職するときに何が必要なのか、いろいろ考えたりして不安になることもありますが、これを見て事前にしっかり準備できるといいですね!

画像出典:ピュアナース

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