後悔しない職場選びのコツ:生命誕生の現場・産科編

病院?クリニック?産科の選び方

新しい命の誕生という感動的な瞬間に立ち会うことができる、産婦人科でのお仕事。
看護師が働ける産科の職場は、以下の3つに大別することができます。

  • 産科の単一病棟がある大規模病院
  • 産科を含む混合病棟がある中小規模病院
  • 産科があるクリニック

「妊婦さんと赤ちゃんに関われるならどの職場でもいい」というあなた・・・ちょっと待って!
実はこれら3つの職場にはそれぞれ特徴があり、忙しさや分娩件数などに大きく差が出ます。

  • 「妊婦さんの心に寄り添う看護がしたかったのに、忙しすぎてお話しする暇もないよ~」

いざ入職してからそんなギャップに苦しむことが無いよう、3つの産科それぞれのメリット・デメリットをここでしっかり押さえておきましょう!

産科の単一病棟がある大規模病院

多胎妊娠や高齢出産など、高リスクの分娩を扱うことが多く、様々な症例を経験してスキルアップしたい方にお薦めです。

ただし、帝王切開などのオペが多いため、急性期の外科病棟並みに忙しい場合も。「妊婦さんに寄り添う看護がしたい」と思っても、じっくりコミュニケーションを取る時間はほぼ無いかもしれません。

また、分娩件数の減少により単一病棟がある病院自体が減っている上、助産師しか募集していない場合が多く、残念ながら看護師にとっては狭き門のようです。

産科を含む混合病棟がある中小規模病院

単一病棟がある病院に比べて看護師の募集が多く、パートや非常勤といった勤務形態の融通もききやすいようです。

ただし、混合病棟は、産科と婦人科、泌尿器科などがひとまとめにされた病棟なので、必ずしも妊婦だけを看護できるわけではありません。

「入院患者30人中、妊婦は1人であとは全員高齢者」など、妊婦が極端に少ない病棟の場合、妊婦の看護にほとんど携われない可能性も。

職場選びの際は、入院患者数に対する妊婦の割合や、どの程度妊婦の看護に関われるのか、また、入職後に混合病棟への配属希望が通るのか、といった点をしっかり確認しましょう。

産科があるクリニック

病院ほど患者数が多くないため、一人一人の妊婦にしっかり目を配る余裕があり、親身な対応がしやすい点が魅力のクリニック。

妊娠中~出産後まで、一貫して妊婦と関わり、深い信頼関係をじっくり築いていきたい方にお薦めです。

ただ、言うまでもなくクリニックは看護師・助産師の人数が少なく、医師も基本的には1人。
お産が重なった時は、文字通り目が回るほど忙しいようです。

また、クリニックは病院に比べて、院長のこだわりやポリシー(絶対に帝王切開せず、自然分娩にこだわる・母乳育児推奨など)が色濃く反映されやすい傾向があります。

やりがいを感じながら働くために、院長のお産に対する考え方に賛同できるクリニックを選びましょう。


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