資格取得のススメ:がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法看護認定看護師とは

がん化学療法看護認定看護師は1998年に、認定看護師の特定分野として認められました。

主な役割は、がん治療の中で化学療法を受ける患者さんに納得のいく治療を受けてもらうことと、安全な治療を提供することです。

具体的な業務としては、外来でがん化学療法を受ける患者に対する、抗がん剤の投与管理や相談対応、抗がん剤の副作用に対するセルフケア指導などを行います。

また、新薬の副作用に関する勉強会の開催など、看護職員への指導・教育も重要な仕事です。

がん化学療法看護認定看護師のやりがい

がん化学療法看護認定看護師の教育課程では、確固たる根拠に基づいた看護技術や薬物に対する深い知識といった、より専門性の高いテーマについて学習します。

抗がん剤の厳しい副作用に対する援助の学習も、その一つ。
自分が得た知識によって、患者の辛い症状を軽減できることにやりがいを感じる人は多いようです。

また、学習したことを看護職員に還元することで、スタッフ全体のスキルアップ、ひいては患者へのより質の高い看護提供に貢献できる点が、やりがいにつながるという声も。

がん化学療法看護認定看護師になるには

がん化学療法看護認定看護師になるには、日本看護協会の審査に合格する必要があります。
審査を受験するためには、5年以上の実務経験が必要です。

さらに、がん化学療法看護認定看護師の専門領域での3年以上の実務研修が必要とされます。
実務研修内容の基準は、以下の3点です。

  • 通算3年以上、がん化学療法を受けている患者の多い病棟、外来、または在宅ケア領域での看護実績があること。
  • がん化学療法を受けている患者の看護(がん化学療法薬の投与管理の実績があることを必須とする)を5例以上担当した実績があること。
  • 現在、がん化学療法を受けている患者が多い病棟、外来、または在宅ケア領域で勤務していることが望ましい。

これらの条件を満たして初めて、日本看護協会が定める研修機関での教育を受けることができます。

養成課程で一定期間学んだ後、認定審査に合格できれば、登録手続きを経て、「がん化学療法看護認定看護師」の資格を得られます。


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