希少職種紹介:健康維持のエキスパート 保健師

保健師の3つの種類

保健師の仕事は、病気の予防や健康維持の活動を通して、地域の人々が健康な生活を送るサポートをすること。
具体的には、成人病対策やエイズ予防、健康相談などを行っています。

保健師は「行政保健師」「学校保健師」「産業保健師」などに分けることができ、仕事内容も少しずつ異なります。

  • 「行政保健師」・・・公務員として市町村の保健センターなどに勤務し、地域住民の病気の予防活動などを行う
  • 「学校保健師」・・・その名の通り学校に在籍し、教職員や生徒の健康管理を担う
  • 「産業保健師」・・・主に民間企業で働く保健師を指し、サラリーマンの健康維持に関する企画の実施などを行う

日勤のみでも高給与

保健師の給与は、勤務先によって少なからず差が見られます。

中でも、民間企業で働く「行政保健師」の給与は特に高額な傾向があり、上場企業に正社員として採用されれば日勤のみで年収600万円も夢ではないとか。

また、公務員として保健センターなどに勤務する「行政保健師」と、学校に勤務する「学校保健師」の平均年収は、どちらも500万円程度であるようです。

同じく日勤のみ働く、日勤常勤の看護師の平均月給は20万円、年収は300~400万円程度であることを考えると、給与水準はかなり高いと言えるでしょう。人気の高さもうなずけます。

保健師ならではの難しさとやりがい

給与が高い、日勤のみで働けるなど、労働条件の良さについ目がいきやすい保健師の仕事。
しかし、「日勤で働けるし楽そう」という安易な気持ちで保健師になると、後で痛い目に遭うことも・・・。

保健師の仕事が難しい理由の一つは、【指導的立場に立たなければいけない】ため。
保健師は職場に先輩が少ない場合が多く、新人だからといってプリセプターが付くとは限りません。
幅広い年代の健康管理を担う専門家として、常に向上心を持ち、自ら学ぶ姿勢が求められます。

こうした難しさがある一方、

  • 「インフルエンザの予防に力を入れた結果、去年より感染した生徒の数が3割減った」

と、予防の効果が数字として表れる点や、

  • 「母子健康相談で見た小さな赤ちゃんが、数年後、元気な小学生になっていた」

など、人が健康な一生を送る上での力になれたという実感を得られるのは、保健師ならではのやりがいです。

実は超希少求人

待遇の良さや、看護師とはまた違ったやりがいゆえ、非常に人気が高い保健師の仕事。

しかし、その人気の高さと相反するように求人数はとても少ないのが現状です。
なかなか人が辞めないため、新たに席が空く可能性もあまり期待できないでしょう。

「私は保健師じゃないと転職したくない!」と、あまりにも保健師にこだわりすぎるのは、少々危険。
求人が見つからない、見つかっても倍率が高くて内定できない・・・と、いつまでたっても転職できない可能性も。

日勤常勤で働ける看護師の求人も視野に入れるなど、保健師だけに固執しすぎないことをお薦めします。


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