島根県西端に位置する益田市は1952年に市制を施行し、2004年に益田市と周辺の町、美都町、匹見町が合併して現在の益田市となりました。人口統計を見ると、2020年4月末時点で45,734人、世帯数は21,305世帯を数えます。ゆかりの人物として画聖と呼ばれる雪舟、そして柿本人麻呂がいます。また石見神楽は五穀豊穣に感謝し、秋祭りの際に神職が氏神様に奉納してきたものですが、明治時代以降、一般庶民のものとなりました。ここ益田市の石見神楽は演目も30与種を数え、単に祭としてでなく、郷土芸能としても愛されています。へき地とされる益田市は昭和60年に
益田地域医療センター医師会病院がへき地病院指定を受け、中西、柏原、美濃、飯浦、二条の5地区で巡回診療を実施しています。スタッフは医師、看護師、事務員兼運転手の3名がチームとなって、薬品と簡単な検査機器を積んだワゴン車で巡回します。またスポーツ大会やお祭りなどのイベントでは、ボランティア活動、つまり無料で救護を行なうという地域密着の病院です。