しんしあ訪問看護リハビリステーション

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・設立と理念 しんしあ訪問看護リハビリステーションは、2017年に一人の看護師が岡山市東区瀬戸町での訪問看護ステーション設立を起案したことから始まりました。この構想に対し、地元の開業医や調剤薬局グループが賛同し、2018年2月に一般社団法人「ケアネットワークせと」が設立され、同年4月に「しんしあ訪問看護リハビリステーション」がスタートしました。 このような背景から、「しんしあ」は、利用者様に対し質の高い訪問医療サービスを提供することを目指すと同時に、そこで働くスタッフにとっても働きやすい環境を提供することを目標としています。利益の追求ではなく、公益性の高い事業体となることを重視しています。この理念は、「sincere」（誠実、真心、優しさ）という言葉が示す通り、地域の方々への誠実な対応を大切にしています。 ・提供サービスと専門性 しんしあでは、健康状態の管理と助言、医師の指示による医療処置、日常生活の看護、理学療法士・作業療法士によるリハビリテーション、認知症ケア、ターミナルケア（緩和ケア）、精神疾患患者様や障害者様のケアなど、幅広い看護サービスを提供しています。 特に、在宅での看取りや、医療的ケア児、医療依存度の高い方の積極的な受け入れを目指しており、理学療法士と看護師が密に連携し、専門性の高いリハビリテーションを提供できる体制を整えています。精神科訪問看護の経験を持つスタッフも在籍しており、精神疾患を抱える利用者様への対応も可能です。 さらに、認知症サポート医や初期サポートチームと連携し、認知症ケアにも力を入れています。これらの専門性を活かし、利用者様が住み慣れた地域で自分らしく生きられるよう支援しています。 ・事業所の特徴と連携 しんしあは、岡山市東区を中心に、赤磐市、瀬戸内市、和気町を訪問対象エリアとしています。 これらの地域で、介護保険サービス、自立支援医療、小児慢性特定疾病、特定医療費（指定難病）、労災保険、原子爆弾被爆者一般疾病、生活保護の指定医療・介護機関としての役割も担っています。訪問看護だけでなく、リハビリテーションも提供しており、看護師だけでなく理学療法士、作業療法士も在籍しているため、多職種連携による包括的なケアが可能です。