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保健師の平均給与

保健師の全国平均給与

常勤 月給234,654円 非常勤 時給1,544円

保健師の都道府県別平均給与

【常勤】

北海道 青森県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 東京都
230,638円 189,550円 221,803円 278,000円 246,667円 230,496円 251,814円
神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 静岡県 愛知県
270,978円 248,563円 238,357円 235,525円 241,325円 224,280円 220,561円
岐阜県 新潟県 富山県 福井県 山梨県 長野県 大阪府
214,175円 250,278円 238,167円 217,710円 240,000円 242,983円 279,057円
兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 広島県 岡山県
230,951円 229,140円 230,425円 245,914円 185,000円 232,000円 223,700円
島根県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県
228,713円 194,444円 200,000円 200,000円 207,467円 200,900円 199,152円
長崎県 熊本県 大分県 鹿児島県 沖縄県
173,550円 186,000円 237,101円 210,000円 200,900円

【非常勤】

北海道 青森県 山形県 東京都 神奈川県 千葉県 茨城県
1,000円 1,290円 2,000円 1,805円 2,000円 1,400円 1,400円
栃木県 三重県 愛知県 岐阜県 新潟県 富山県 福井県
2,000円 1,225円 1,403円 1,640円 1,200円 1,365円 1,425円
長野県 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県
1,325円 1,597円 1,100円 1,683円 1,450円 1,663円 1,480円
岡山県 鳥取県 島根県 山口県 愛媛県 福岡県 長崎県
1,370円 1,444円 1,680円 1,477円 1,295円 1,164円 1,558円

※エス・エム・エス調べ 固定残業手当がない場合、別途残業手当が追加されます

保健師の働き方と年収

保健師は「保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者」と定義されています。保健所や保健センターで働く「行政保健師」、企業で働く「産業保健師」、学校で働く「学校保健師」の主に3つの働き方があります。
いずれも臨床ではないため、病院で働く看護師のように夜勤はなく、原則日勤のみの働き方となります。
厚生労働省の調査では、看護師の平均年収が4,986,200円なのに対し、保健師の平均年収は4,806,500円となっています。(参照元:令和3年賃金構造基本統計調査
一見看護師より低く見えますが、看護師の場合は夜勤があるケースが多い一方で、保健師は基本的には日勤のみなので、そういった意味では「割高」と見ることもできそうです。

保健師の就業環境

全国の就業保健師は約5.6万人で、そのうち市区町村で働く保健師が最も多く54.8%、次いで保健所が15.3%となっており、行政保健師が全体の7割以上となっています。(参照元:令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況
行政保健師は、保健所や市役所などの行政機関で、地域住民の健康保持増進を図ることを目的に保健サービスを実施します。地域の衛生管理や感染症の予防対策から、乳幼児検診や地域住民のメンタルヘルスケアまで、働く場所によって担当する仕事は多岐にわたります。
また行政保健師は基本的に公務員扱いとなるため、公務員の採用試験に合格する必要があります。試験の難易度は決して低くない上に倍率も高いため、しっかりとした対策が必要です。
また企業等で働く保健師は就業保健師の6.8%となっており、求人数が少なく人気があるため、こちらも求人倍率が非常に高いことが特徴です。

保健師で働く魅力

行政保健師、産業保健師、学校保健師のいずれの働き方であっても、基本的には日勤のみかつ暦通り(土日祝)のお休みとなるケースが多く、生活リズムが整えやすくワークライフバランスを保ちやすい環境であることは大きな魅力です。
また最も多い行政保健師の場合は基本的に公務員扱いとなるため、一般的に安定的な昇給や充実した休日・休暇制度などの福利厚生があり男女問わず長期的に働きやすい環境であることから、魅力に感じる人も多いでしょう。

保健師の働き方でよくある質問

新卒でも保健師になれる?

保健師になるには、4年間大学等で看護師教育課程と同時に保健師教育課程を履修するか、看護師資格を取得した上で、1年以上専門学校などで学ぶ必要があります。
看護師と保健師のダブルライセンスを取得しても、看護師として就業しているケースも多く、保健師として働いている人はごく一部です。実際に、2018年~2022年の5年間で新たに保健師国家試験に合格した人数約3.6万人に対して、2020年末時点で全国の就業保健師は約5.6万人となっており、2010年の4.5万人と比較しても就業数は10年間で約1万人しか増えていないという状況です。
新卒で保健師として働きたい場合は、行政保健師として公務員試験の合格を目指すことを検討してみましょう。
産業保健師の場合は即戦力が求められるため経験者採用が行われるケースが多く、新卒では難易度が高いかもしれません。

保健師に多い年代は?

厚生労働省の調査では、就業保健師の平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は8年となっています。(参照元:令和3年賃金構造基本統計調査
また、年代別で見ると20代が15.4%、30代27.7%、40代27.2%、50代21.6%、60代以上8.1%となっており、いちばん多い年代は30代となっています。(参照元:令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況