病棟から老健へ、キャリアプランとライフスタイルを両立させる
岩釣美和子さん
- 【所属・役職】おぐに老人健康保健施設
- 【看護キャリア】25年
- 【小国公立病院歴】平成11年~、平成18年~老健
- 【1日の受け持ち患者数】45~50人
- 【勤務形態】常勤
- 山口県出身。現在は大分県から片道15分通勤
Q 入職のきっかけを教えてください
結婚を機に山口県から大分県に嫁いで来ました。転職にあたって大分県内の病院も検討したのですが、通勤に時間のかかるところばかりで。当院は片道15分だったこともあり入職を決めました。じつは当院は引っ越す前に母が見つけてくれたんですよ。地方ではなかなか公務員になれないので、最初は「ダメかなあ」と思いながら連絡しました。そうしたらタイミングよく看護師を募集していて、晴れて公務員になれました!
Q 病棟から老健に希望して異動されたそうですね
そうなんです。最初は病棟で勤務していました。2回ほど産休を取りながら7年ほど働いたんですが、自分には「急性期の看護より療養型の看護のほうが向いている」と感じるようになったんです。病院の隣に老健があるので異動願いを出して、それからはずっとこちらに勤めています。老健で働くメリットはほとんど定時に帰れること。子どもの習い事の送迎が確実にできるので、仕事と子育てを両立している実感がありますね。
Q 子育て中のスタッフは多いですか?
同じ世代のスタッフが多いので、休憩時間にはみんなでよく子どもの話をしています(笑)。上の子が高校受験だったときも、同じ受験生を抱えたスタッフ同士、母親目線で励まし合って。無事に全員が合格したときは「同じ世代の人がいて良かった」「この職場で良かった!」と思いました。スタッフはみんな優しいですしね。入所者さんへの接し方も優しくて、認知症の方だったらこういう接し方がいい、といった知識を持っているので、とても働きやすいです!
ある1日
5:30 | 起床、家事 |
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6:45 | 夫、子ども起床、朝食 |
7:10 | 出勤 |
7:30 | 老健入り |
情報収集、内服薬の準備など | |
8:15 | 始業 |
トイレ誘導 | |
8:30 | 申し送り |
9:00 | ラウンド、バイタルサインチェックなど |
11:00 | 食堂へ誘導、準備 |
11:30 | 食事介助、内服介助、マウスケアなど |
12:00 | 配膳、内服介助、下膳、マウスケアなど |
12:30 | ランチ休憩 |
13:30 | 記録 |
14:45 | おやつの為、食堂へ誘導、準備 |
15:00 | おやつの介助 |
15:30 | バイタルサインチェックなど |
16:15 | 申し送り |
17:00 | 終業 |
18:00 | 夕食の買い物、帰宅、夕食準備 |
19:20 | 子どもの習い事の迎えに行く |
20:45 | 帰宅、夕食、食後は火事・入浴 |
23:45 | リラックスタイム |
24:00 | 就寝 |
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