“現場ブランク”を経て復興応援ナースとして活躍中
牛山陽介さん
- 【所属・役職】2階(外科)病棟
- 【看護キャリア】約6年
- 【小国公立病院歴】約3ヶ月
- 【1日の受け持ち患者数】4~5人
- 【勤務形態】常勤
- 長野県出身。当院で研究職から臨床に復帰
Q 復興応援ナースとして入職されたとうかがいました
そうなんです。もともと学校を卒業してからは大学病院で6年間勤務し、その後、母校で教育研究職に3年半ほど従事していました。けれど現場を離れると、注射や点滴、患者さんのオムツ交換といった技術が目に見えて衰えるんですよね。能力の低下を懸念して現場に戻ろうと決意したんです。ちょうどそのころ、とある学会で熊本県に「復興応援ナース」という制度があることを知り、すぐに熊本の看護協会に書類を送付しました。
Q なぜ小国公立病院への入職を決めたのでしょうか?
熊本の地震で大変だった中を乗り切ったスタッフの皆さんと協力できること、それがひとつです。特に当院は地域医療を一手に担っている病院です。地震を乗り越えて、地域の住民の健康も守っている。それが決め手のひとつです。もうひとつは看護総師長が非常に素敵な方だったことです。今までいろいろな方とお会いしてきましたが、当院の看護総師長は別格ですね!「この人の下で働きたい」と思ったことが、入職動機の8割9割を占めているかもしれません。
Q 小国公立病院で働く魅力を教えてください
スタッフが一丸となって協力し患者さんのために尽くしている、そうした雰囲気に満ちています。地域のために働ける素晴らしい職場だと思います。技術や知識を学ぶのにも最適な環境ですよ。大学病院等とは異なり、看護師が自分たちで判断して対処しなくてはいけない場面が多くあります。ですから考える力、実践力、技術力が磨かれますね。
ある1日
5:00 | 起床、準備 |
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7:25 | 出勤 |
8:00 | 食事の配下膳、口腔ケア |
8:15 | 申し送り |
9:00 | ラウンド、ケア、バイタルサインチェック |
11:45 | ランチ休憩 |
13:45 | ラウンド、ケア、バイタルサインチェック、記録 |
16:00 | 申し送り |
18:30 | 退勤 |
夕食、洗濯、入浴 | |
22:30 | 就寝 |
先輩ナースの声一覧
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