利用者様が社会生活との接点を持つ“突破口”になることがやりがいです

K・Hさん

Q　入職のきっかけを教えてください！
精神科病院関係の看護学校で資格を取ったのをきっかけに、前職は精神科病院で働いていました。精神科の患者様はひとりで通院や服薬ができないことで入院が長引く方が多く、そうした面のサポートがあれば皆さん退院できるのに……とずっと感じていました。“精神科に特化した訪問看護ステーション”は、そんな思いと合致したんです。社長が看護師なので看護師の気持ちを理解してくれていることが働きやすさのポイント。患者様のお宅に伺う訪問看護ですから夜勤は当然なく、会社の定休日の日曜を正々堂々と休めるのもメリットですね（笑）！

Q　患者様との関わり方で病院と違うところは？
病院では“治療優先”ですが、訪問看護は利用者様がいかに長く良い生活を続けていけるかの援助が第一です。たとえば幻覚や幻聴といった症状を抑えるのではなく、折り合いをつけて生活できるように支援したりします。また精神疾患の方は人付き合いが苦手な場合が多く、役所や保健センター、ヘルパーさんなどが介入しづらい。そんなとき、私たち訪問看護師が“突破口”をつくって人との交流に慣れていただき、いろんな支援者が関われるようにすることも重要な役割だと思っています。

Q　未経験者でもできますか？
精神科未経験、訪問看護未経験から始めたスタッフはいますよ。精神科の訪問看護では、看護を提供する前に私たちが“利用者様に受け入れてもらう”ことから始まります。よく新人さんから「上手に説明できるかな」「お話できるかな」といった不安を聞くんですが、まずは利用者様の話を聞いてあげることが大切。あとはご自宅に伺うので接遇面に気をつければ大丈夫です。自信を持って訪問できるようになるまで、私たち先輩看護師が同行します。おもてなしの心を持っている方、ぜひお待ちしています！