■募集要項
20~30代の若い力で在宅医療を盛り上げていきましょう!
多江和晃 代表取締役
プロフィール
■起業のきっかけ
卒業後は、脳外科やICUの看護師として働いていたんですが、自分には看護師は向いていないかも……と思う時期があって、でもせっかく取った資格だしと思い、在宅医療に飛び込んでみたんですね。そしたら、ものすごくハマってしまいまして。まず、在宅の患者さんってすごく堂々と生きていらっしゃるんですね。病院という環境は、やはりどこか患者さんを抑制している部分があるのだなと感じさせられました。それに、在宅の現場は誰が上ということもなく、看護師、リハビリ、ヘルパー、医師、リハスタッフがそれぞれの得意分野を活かして、活躍していました。そうした環境が僕にはとても面白かった。だったら「訪問看護という分野を僕が発展させてやる!」と思い、29歳の時にLEを起業しました。
■どのようなスタッフが働いているか
LEは20~30代の若手が多い会社です。最初から訪問看護に憧れて入ってくるスタッフもいますが少数ですね。大半は、紹介会社から勧められて「訪問看護という選択肢もあるんだ」「若手でもできるんだ」と、興味を持って入社される方です。私が看護師になりたてのころ、「訪問看護はベテランの仕事」と聞かされていました。ただ、今は時代が変わって来ています。20~30代がこの業界を変えていくと僕は思います。
■どのようなキャリアプランがあるか
現場で経験を積み、チーフ、管理職、管理責任者、店舗責任者、店舗の社長を経て、複数店を束ねるスーパーバイザー(SV)になります。SVは、6~7店舗を束ねる支社長の役割を持つゼネラルマネージャー(GM)の修行を兼ねています。SVで一定の目標を達成するとGMに昇進できるシステムです。最短、入社後8ヶ月でチーフになったスタッフもいます。キャリアアップを目指す人はぜひ当社でチャレンジしてほしいですね!
■LEがたいせつにすること
ひとつは、スタッフには看護師やPT・OT・STといった資格に縛られず、社会人としても輝ける“地域専門職”になって欲しいことです。スペシャリストではなくジェネラリストとして、幅広い視野を持って活躍してもらえる環境を整えています。
また、当社はオンコールが非常に少ないんですよ。病院は申し送りがあるので、言い方は悪いですが、自分の勤務時間中だけを考えていればいいですよね。でも在宅は、1週間に1~2回しか訪問しない時もあって、自分のいない6日間と23時間をどう考えるかが大切です。「1時間後に転んでいるかもしれない」「3時間後に脱水になっているかもしれない」、そうした“私たちがいないとき”をしっかり想像して看護を行うのが在宅看護のきわみなんです。ですから当社は、オンコールが多いことは改善すべきことだと考えて、日中のケアをしっかり行うよう取り組んでいます。“呼び出されたらいつでも応える”ことが重要なのではなく、オンコールがないように日中しっかりと見ることが大事。そう伝えることで、スタッフも安心して働けると考えています。
もうひとつ、どんなスペシャリストでも一人で判断するって大変なんですよ。企業によっては、直行直帰をOKにしているところもありますが、当社は毎日朝礼・終礼を行って、一人ひとりの話をちゃんと聞く。そうした仕組みがよりよい看護・リハビリに繋がると思っています。
■メッセージ
私は看護の最先端は在宅にあると思っています。病院で必要とされるセンスと、在宅で必要とされるセンスは違います。センスを身につけるためにも、ぜひ早い段階で在宅分野に飛び込んできてください。基礎看護・リハビリ技術さえあれば、後はいくらでも勉強できます。LEはこれからも成長を続ける会社です。「無理なく社会貢献を目指して」一緒に成長していきたい皆さんをお待ちしています!