ベネッセスタイルケアの職員インタビュー

介護施設、訪問看護求人特集

ベネッセスタイルケア
職員インタビュー

主治医と相談してバランスを取るのが難しくもあり、やりがいでもあります。

業務内容

1日の業務は、朝の申し送りで前夜の様子を知ることから始まります。看護師がいない夜間に、体調不良を訴えたご入居者様がいなかったかを確認し、対応の仕方についてサービススタッフ介護職と話し合います。

その後、夜間の薬の飲み忘れがないか空薬袋で確認したり、点眼薬や軟膏の処置、入浴される方のバイタルサインなどをチェックしていると、あっという間に午前中が過ぎてしまいます。午後も時間を見つけては各居室を訪れ、心身の状態を観察しています。入職前のイメージとは違い、結構動き回っていることが多いですね。

ここでの目標は、「治療」が目的の病院とは異なり、住宅の中で現状を維持して、その人が望むこと、好きなことをできるだけかなえることです。例えば、禁止されているアルコールを飲みたいという方には、ノンアルコールビールをお出しすることもあります。

どこまでなら実現できるのか、主治医と相談してバランスを取るのが難しくもあり、やりがいでもあります。

入居者は祖父母のような存在

ホームでの仕事に就き、この1年余で6人のご入居者様の看取りを経験しました。
どの方もとても印象的な最期でした。

病院とは違い、事故や病気で突然亡くなるのではなく、年齢を重ねた結果、穏やかに亡くなられています。特に印象深かったのは、経口摂取が難しく、入退院を繰り返していた方でした。その方は入院中もずっとホームに帰りたいとおっしゃっていました。

やっと退院できると、笑顔で戻ってきた翌日に眠るように亡くなられました。ご家族様には「幸せだったと思う」と言っていただけて、よい最期をお迎えするお手伝いができたのではと思っています。ご入居者様にとってホームが第二の自宅であるように、自分にとってご入居者様は祖父母のような存在になっています。

有料老人ホームの仕事の難しさ

このホームでは、2名の常勤看護師が月9回の休みを交替で取得するシフトのため、週の半分は1人勤務になります。

夜間緊急時のオンコールを含め、ご入居者様に異変が起きた場合の最初の判断はその看護師にゆだねられます。協力医療機関の医師と24時間体制でコール対応できますが、往診までに何をしたらよいか、どうしたらその方が楽になれるかを、五感をフルに使って判断しなければなりません。

そうした重圧を軽減できるように、ベネッセスタイルケアでは各地に相談窓口としてエリアナースを配置しているのですが、ホームで働く看護師にとって、その存在はとても大きいですね。

タイムスケジュール

8:30 出勤
インスリン注射の確認、午前の入浴者のバイタルチェック
9:00 事務所にて申し送り(要観察者の報告)
夜勤分の空薬袋のチェックと処分、翌日朝分までの薬のセット 点眼薬の残量確認や軟膏などの処置、記録 ※火・水曜日は、往診予定者と時間を伝達
12:00 入居者の昼食
13:00 休憩
14:00 午後の入浴者のバイタルチェック

昼分の空薬袋のチェックと処分、翌々日昼分までの薬のセット 往診のある日は往診介助
14:30 アクティビティ
15:00 入居者のおやつ
申し送りまでにケアノートに記録、入居者の部屋を訪問
16:30 申し送り(要観察者の報告)
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