大事にしていること
リエゾン(Liaison)とは、フランス語で“連携・連絡”という意味を持ちます。
精神看護においては“橋渡しという意味で使われています。
訪問看護での重要な要素は、利用者様とその家族を中心とし、主治医をはじめ各医療機関・行政機関・支援機関などとの橋渡し(連携・連絡・調整)をすることによって、療養中の問題点や解決策を相互に把握できるとともに、迅速なサポートをすることが不可欠であると考えます。
私たち「リエゾン神戸」のスタッフ一同は、精神的な病を患っている人に限らず、身体に病気を持っている利用者様はもとより家族のメンタルケアも行っています。
精神科訪問看護では、カウンセリングにより、利用者様・家族の胸の内にある不安や悩みなどを傾聴することで、心の負担を軽減するよう努めています。
また、利用者の皆様、一人ひとりにあった個別性を尊重したケアを基本としています。
そして、ケアとキュアの融合により、「こころとからだを繋げる」「人と人を繋げる」「人と地域を繋げる」ことで、自宅での生活を支援することが目標です。
病院・医院・クリニックなど、地域のさまざまな関係機関との柔軟な協働によるチーム医療で、地域ケアシステム(ネットワーク)の拡充に取り組んでまいります。