もっと詳しい施設情報
[ケアホームこむぎについて]
本施設は、がんや難病など専門的な「緩和ケア」を必要とする患者さんが集まって住まう「おうち」です。
この「おうち」には訪問看護師や介護士が常駐していて、いつでも看護介護サービスを受けることができる住宅です。
ホスピス住宅は施設ではなく、あくまでも「自宅=おうち」です。
「おうち」とは、患者さんが自由に、自己決定のもとコミュニティの中で生きるという「コト」として捉え、医療や福祉先進国である現代の日本に必要な新しい住宅です。
また、本施設は有料老人ホームからホスピス施設への転換期にあります。
既に利用者様も多数入所されており、全くの0からではございませんが、ホスピス施設の立上げにリアルタイムで関わる事ができます。
[ケアホームこむぎ立ち上げの背景]
「おうち」での療養と、「おうち」で最期を迎えたいという患者さんの願いを叶えるには、訪問看護などの在宅サービスだけでは限界があります。
療養者を支える家族は、「おうち」で最期まで頑張るか、限界を認めて療養者を施設や病院へ移すのかという、「0か100」の選択を強いられているのが国内の医療の現状です。
そのような状況に、病院でも自宅でもなく、両方の“いいとこ取り”をした新たな選択肢を提供するのがホスピス住宅の使命です。
訪問看護サービスと連携しながら、患者さんとご家族様へ、真摯なサービス提供を行います。