大事にしていること
施設は「介護を行う場」ではなく、「暮らしの場」(ケア付きの住宅)です。お引越し(入居)から終末期に至るまで、入居者に生活の主体者として、"その人らしさ"や役割を発揮しながら自由に暮らしていただくことを、援助の方針にしています。 また、けま喜楽苑では、年間を通じて施設主催の季節行事や介護講座の開催、地域の祭りへの参加、保育所や学校との交流事業を行っています。
ここ数年は周辺に住宅が増え、玄関先の花を眺めたり、野菜を買い求めたり(毎朝、採れたての旬の野菜が並びます)、子供達が自転車に乗って遊ぶ姿が見られるなど、ご近所の方々が立ち寄ってくださる機会が増えました。経費削減を図るために始めたエコプロジェクトも、地域の環境問題へと職員の関心が高まり、利用者やボランティアの方々にも活動の輪が拡がっています。 これからも、地域や社会に目を向けてノーマライゼーション理念を実践していきたいと思います。