院長をご紹介します!
私たちの組織は病院であり患者さんにより良い医療を提供するのが目的であり目標です。良い医療を提供するには何が必要かと考える時 “心、技術、そして環境”の3つが重要であると考えています。心のない医療、技術のない医療では患者さんはもちろん医療従事者自身も満足できません。そして心と技術を提供できる環境整備も大事と思っています。
“心”、これは病院の理念“人間愛”そのものであると考えています。患者さんに接する際には自分の親・兄弟・子供などの家族に接する気持ちですべての患者さんに接するようにすべてのスタッフに心がけてもらうようにしています。例えば、私は外科を専門としていますが、外科医である前に医師であれ、医師である前に患者さんの息子・親・兄弟・家族であれと常々考えています。
“技術”とは、例えば、外科でいえば的確な診断に基づく最新の手術手技や周術期管理であり、内科的には的確な検査に基づく診断や薬物療法など、そして看護師であれば患者さんに起こった小さな変化を見逃さないなどであろうと考えています。すべてのスタッフの高い技術が揃うことによってはじめて最新の高度な医療が提供できると思っています。
“環境”には人の環境と物の環境があると考えています。人の環境とはすべての患者さんとスタッフがお互い信頼し、緊張感をもって、安心して医療行為を受けることができる、そして行える環境のことです。物の環境とは端的言えば整理整頓・環境美化で、これらふたつの環境が整うことが質の高い安心・安全な医療を提供できるものと考えています。
最後に私の院長としての努めは最新の医療技術、人間愛、そしてこれらを提供できる環境を“チーム潤和会記念病院”で働くすべてのスタッフと共にともに整えること、患者さんにこの病院で治療を受けてよかったと思っていただけるようになることであると考えています。
今後とも皆様のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。