役職・管理職をご紹介します
当院は、1935年に創立以来、2014年に80周年を迎え、長い歴史があります。
当地区は、豊前市、築上町、吉富町、上毛町の1市3町から構成され、現在、少子高齢化の影響を受け、豊前市の人口は2万7千人、高齢化率35%前後であります。
そのため、以前は、統合失調症やうつ病を主体とした精神科病院として機能していましたが、時代とともに「認知症」疾患への地域のニーズが急増し、平成8年に老人性認知症疾患治療病棟を、翌9年には重度認知症疾患デイケアを、平成12年には老人性認知症疾患療養病棟を設立して参りました。
この地域で求められるニーズというのは、時代とともにさらに変遷し、病院もそれに伴い変化していく時代となっています。
従って、今後、2025年を目安にさらに増加されると予想される「認知症」の問題は当院が背負っていかなければならない大きな課題となります。
「認知症」が一般化し、精神疾患と切り離されて考えられるようになった社会の中で、従来の精神科病院の概念を崩していき、地域から必要とされる病院を目指していきたいと思います。
そのためには、どのようにして、地域に貢献できるのかを常に考え、院内の充実だけでなく、医療機関、介護機関、行政、医師会、各精神科病院協会等との連携を密にし、微力ながら「地域貢献」できる病院体制作りに邁進します。
※理事長様からのご挨拶