院長をご紹介します!
創始者は、昭和55年の開設当初から高齢化社会の到来が予測されていましたので、日本を発展させてきた方々の老後が脅かされることを危惧し、少しでも安定した健康な生活を送るお手伝いをさせていただければと考えていました。
そのような中、統合失調症やうつ病などの精神障害により生活が困難となっているにも関わらず、様々な社会的要因により適切な精神科医療が受けられない方々の存在があり、当院では高齢者・統合失調症・うつ病の方を中心に総合的な医療を行ってまいりました。
高齢化社会が進むなか、認知症患者さんへの対応は大切になってきています。認知症患者さん自身も様々な困難を抱えておられ、その家族の方々にも大きな負担が加わってメンタルヘルスが損なわれているのが現状です。
ストレス社会において様々な心の病がありますが、病気を治すだけでなく、障害により社会生活を円滑に送れない方々を全体的に受け入れ、よりよき人生を送ることの出来る環境づくりも必要と思われます。精神障害を持つ方が安心して自立した生活を送れるような社会を考えていくうえでは、精神科医療機関の役割というのは非常に重要であります。
時代の変化に伴い、精神科医療へのニーズも変化してきておりますが、“病気を相手にする”ことよりも、一人一人の尊い“人と接する”心の通った医療サービスを提供することを重視して”心のかかりつけ医療機関”として地域に貢献したいと考えております。
院長