大事にしていること
【私たちのめざすもの】
高齢化が著しく進み、まだまだ老人福祉施策が乏しかった1980年代初頭。
そのような時代に、
「たとえ身体に障害が生まれても、機音の聞こえるところで、安心して豊かな老後を送りたい」
との願いを集めて「北・上京老人ホームをつくる会」が設立されました。
西陣の地を中心に、2,100名を越える人々のご支援、ご協力を受けて、
1985年7月、社会福祉法人 七野会が誕生しました。そして翌年、最初の施設である原谷こぶしの里が、50名定員の特別養護老人ホームとしてスタートしました。
以来、地域の皆様の声と期待を実現するため、老人福祉施策の拡充に取り組み、今日では総合的で複合的な施設として、発展してまいりました。
それは、地域の皆様のご要望、ご期待に応えること、権利としての老人福祉を築くこと、利用される皆様の人権と人格が尊重され質の高いサービスが提供できることを、いつも大切にしたいと願っての歩みでした。
介護保険という制度のもとでも、原谷こぶしの里設立の精神と、地域の皆様の力で設立・発展してきた歴史と伝統を守り、さらに発展させるために、一層奮闘したいと思います。
何よりも、地域の皆様の暮らしや介護を守るために。
そして、真の公的介護保障を築くために。
社会福祉法人 七野会は、身近で役立つ皆様のパートナーとして、これからも歩み続けたいと思います。