【精神科/心療内科の業務内容】
状態観察・検査介助・診察介助・処置・与薬といった診療の補助と、食事・排泄・入浴・更衣の介助といった療養上の世話の両面から患者さんを支えます。
精神疾患の場合、治療期間が長く、完治しないケースも多いため、必然的に関わりの多い看護師と患者との精神的なつながりや信頼関係が大切となります。
薬物治療がメインになりますが、合併症治療病棟やスーパー救急病棟以外の病棟では点滴が必要な患者さんはほとんどいません。経口内服薬が多いため、食事前後の配薬・服薬の状況には十分に気を配る必要があります。
その他の医療処置としては、経管栄養、褥瘡処置、定期的に内服薬の効果などをチェックするための採血等があります。
【精神科/心療内科の平均年収】
単科ではない病院やクリニックも多いため、精神科/心療内科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。
そのため、今回は精神科/心療内科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 |
精神科/心療内科 |
全転職者 |
2020年度 |
¥4,089,156 |
¥4,015,512 |
2021年度 |
¥4,162,159 |
¥4,047,877 |
2022年度 |
¥4,166,797 |
¥4,098,639 |
※当社実績による
※賞与がある事業所については、2年目以降の標準賞与実績で計算
※定めがないものに関しては夜勤手当は2交代月4回(3交代は月8回)で計算
※固定残業手当以外の残業代手当は含まない
精神科/心療内科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,166,797円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より102%程度高いです。
表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。