【脳神経外科の業務内容】
バイタル測定、患者の生活の介助、医師の診察の介助など大きな流れは他の診療科と変わりはありませんが、通常業務をやりながら急変・緊急入院の対応を行うために忙しいことが多くなります。
また、意識がない患者も多いことに加え、手術後頭部にドレーンが挿入されている場合もあり、他の診療科よりも細かい記録・管理が必要な場面も出てきます。
CTや脳波計、アンギオグラフィー(血管造影検査)に関しても一定の知識が求められます。
【脳神経外科の平均年収】
単科ではない病院やクリニックも多いため、脳神経外科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。
そのため、今回は脳神経外科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 |
脳神経外科 |
全転職者 |
2020年度 |
¥4,312,839 |
¥4,015,512 |
2021年度 |
¥4,342,708 |
¥4,047,877 |
2022年度 |
¥4,381,938 |
¥4,098,639 |
※当社実績による
※賞与がある事業所については、2年目以降の標準賞与実績で計算
※定めがないものに関しては夜勤手当は2交代月4回(3交代は月8回)で計算
※固定残業手当以外の残業代手当は含まない
脳神経外科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,381,938円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より107%程度高いです。
表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
病院勤務の場合、急変対応等で残業も多くなりやすい診療科目であるため、実際はこの集計結果より高い年収になることも充分あり得ます。