【循環器科の業務内容】
他の科と比較しても採血検査が多く、また投薬治療が主になるためルート取りをする機会も多いため、採血とルート確保のスキルは必須です。
循環器内科では急性期だけではなく、慢性心不全の患者も多く入院しているため、TPN管理のためのCVカテーテルの管理や、時間毎の点滴、尿道バルーン挿入など、様々な処置を経験できます。心電図、輸液ポンプなどは日常的に扱います。
心臓カテーテル治療前後の準備や、カテ出し(心臓カテーテル検査室への送り出し)、カテ後のケアなどがあります。
【循環器科の平均年収】
単科ではない病院やクリニックも多いため、循環器科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。
そのため、今回は循環器科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 |
循環器科 |
全転職者 |
2020年度 |
¥4,194,168 |
¥4,015,512 |
2021年度 |
¥4,227,070 |
¥4,047,877 |
2022年度 |
¥4,266,832 |
¥4,098,639 |
※当社実績による
※賞与がある事業所については、2年目以降の標準賞与実績で計算
※定めがないものに関しては夜勤手当は2交代月4回(3交代は月8回)で計算
※固定残業手当以外の残業代手当は含まない
循環器科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,266,832円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より104%程度高いです。
表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
病院勤務の場合、急変対応等で残業も多くなりやすい診療科目であるため、実際はこの集計結果より高い年収になることも充分あり得ます。