ブランクがある看護師の復職
看護師の復職に効くスキルアップ (2/2)

全国各地の自治体や病院、事業所などで開催されている看護師向けの復職支援セミナーを受講する本当の意味と、ブランクのある看護師こそ手に取るべき参考書をご紹介します。
復職後に困らない参考書の選び方
復職への不安を取り除くために、セミナーという選択肢がありますが、時間の制約や交通の便、また経済的な理由で敬遠してしまう人もいるかと思います。
そのような場合は参考書などで、もう一度学び直すことになるのですが、どんな参考書を手に取れば良いか分からないという人も多いのではないでしょうか。
実は、ブランクが長い看護師が、復職後最初に困るといわれるのが物品や薬剤です。
以前、働いていた時と大きく変わってしてまっていて慌てる看護師が多いそうです。
ブランクがあるからこそ基礎に立ち返ることが大切
まだ、復職先が決まっていない人は、入職したい診療科に関する参考書、既に復職先が決まっている人は復帰先での診療内容に特化した参考書を選びがちですが、ブランクの長い人こそ基礎看護手技系の本を一から勉強し直すことをオススメします。
復職先も、ブランクがあることを前提に、採用したでしょうし、基本的には一から教える心積もりがあるはずです。
各職場に特化した知識は、働くうちに身につけるとして、まずは看護師として当たり前のことが、きちんとできる事を目指しましょう。
復職支援や研修制度が充実した職場を選ぶことが重要
経済的な事情などから、今すぐ復帰したいという人や、自己学習やセミナーより実務を通して、スキルを高めたいと考える人もいるでしょう。
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そういう場合は、復職支援や研修制度が充実した職場を選ぶ必要があります。
今は、看護師の資格を持っていても働いていない、もしくは長らく現場を離れてしまっている潜在看護師の方々に復帰してもらおうと、国をあげた施策が行われています。
それを受けて、各事業所も潜在看護師の教育と採用に積極的です。
制度が無くても、先輩のフォローが行き届いている職場も
一方で、復職支援研修の内容やレベルは各職場で様々です。
一週間じっくり時間をかけて手技なども細かく指導してくれる職場もあれば、たった1日の研修で復職支援と謳う事業所もあります。
逆に研修形式での指導はなくとも、入職後にプリセプターがついてOJT形式で指導を受けられる事業所もあります。
仕事に慣れるまで、自分に合った形のサポートが充実した事業所を見つけることが重要となります。
しかし数ある事業所の中から、一つずつ調べるのは大変なこと。
安心できる復職先を探すなら、人材紹介会社などに自分の状況に見合った職場を探してもらうことも検討してみてはいかがでしょうか。
ナース人材バンクのキャリアパートナーなら、復職支援や研修制度が充実した職場を、知っています。
あなたに合ったサポート体制の復職先を探すお手伝いをさせて頂きますので、是非ご相談下さい。
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